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パリSGがエメリの今季限りでの退任発表! 理由はやはり”スター”との軋轢か

4/27(金) 22:55配信

SOCCER DIGEST Web

選手やスタッフ、サポーターに感謝を述べたエメリだが…。

 クラブの悲願を達成できなかった罪は重かった。

 現地時間4月27日、パリ・サンジェルマンのウナイ・エメリ監督は、今シーズン限りでの退任を発表した。

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 2シーズンに及ぶ政権の終幕をみずから公表したエメリは、「私から選手に去ることを伝えた。ナセル・アル・ケライフィ会長や、アンヘロ・エンリケSD、サポーター、そして、この2年間で関わった選手たちに感謝している」と、感謝の弁を述べている。

 2015-16シーズンにセビージャで前人未到のヨーロッパリーグ3連覇を成し遂げた手腕が高く評価され、パリSGに招聘されたエメリだったが、1シーズン目にはリーグ・アン5連覇を逃していた。

 迎えた今シーズンは開幕前にブラジル代表FWのネイマール、そしてフランス代表の神童であるキリアン・エムバペを獲得する空前絶後の補強を後ろ盾にリーグ・アンは首位を快走。4月15日には残り5節を残して優勝を決めていた。さらにリーグカップも制していた。

 その一方で、アル・ケライフィ会長がネイマール獲得の際に「最大の夢の実現に大きく近づけると確信している」と話し、クラブの最大目標に位置付けていたチャンピオンズ・リーグ(CL)は、グループステージこそ突破したものの、決勝トーナメント1回戦で対戦したレアル・マドリーを前に敗退を喫していた。

 

 かねてからクラブ首脳陣が、「スター選手を管理する能力」について疑念を強めていたと伝えられているエメリ。『Yahoo! UK』の取材に応じたクラブ関係者は、「監督はチームマネジメントの部分で多くの問題を抱えている」とコメントし、「選手たちからリスペクトされていない」と告白していた。

 つまりエメリの退任は、もはや時間の問題だったともいえる。となれば、気になるのは後任人事だろう。

 巷では、昨年5月に1年の任期を残してドルトムントを追われたドイツ人監督のトーマス・トゥヘルや今月20日にアーセナルでの22年に渡る政権の終焉を発表したアーセン・ヴェンゲルが有力視されている。

 27日の会見でエメリは、「次の監督はここがいかに大きなクラブであるかを感じるはずだ」と語っており、そのプレッシャーに耐え抜けるという意味では、パリSGの後任は、プレミアリーグやCLの両立をこなしてきたヴェンゲルに、一日の長があると言えるだろうか。

 もちろん、パリSGの次期監督が両氏に絞られたわけではない。シーズンが終われば、あらゆる監督たちとの交渉が始まり、他の候補者も挙がってくることが予想できる。

 はたして、欧州制覇を絶対目標に掲げるパリSGの監督の席にいったい誰が座ることになるのか。その動向から目が離せない。

最終更新:4/28(土) 17:30
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