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名門ハンブルガーSVの残留には「奇跡が必要」 伊藤が“幻のゴール”、完敗で崖っぷち

5/6(日) 12:40配信

Football ZONE web

フランクフルトに0-3で敗れ、自力での残留確定が消滅

 ブンデスリーガから降格経験のない名門ハンブルガーSVが崖っぷちに立たされた。現地時間5日の敵地フランクフルト戦に0-3で敗れ、自動降格圏17位から脱出のチャンスを逃した。これにより、自力での残留確定の可能性が消滅。最終節では「奇跡」が求められる危機的状況を迎えている。

【動画】ハンブルガーSVの伊藤達哉、巧みに抜け出してネット揺らすも“幻のゴール”に…

 フランクフルト戦では先発したFW伊藤達哉のゴールが幻に終わるという、サポーターの歓声がため息に変わるシーンもあった。

 前半25分、スルーパスに反応して左サイドからゴール前に抜け出た伊藤は相手GKのタイミングを上手く外し、左足で冷静に流し込んでゴールネットを揺らした。待望のブンデス初ゴールかと思われたが、直前にオフサイドがあったとして得点は認められなかった。

 反対に同31分、FWマリウス・ヴォルフのゴールでフランクフルトが先制。後半にはさらに2点を追加され、ハンブルガーSVは結果的に0-3と完敗した。

 ブンデスリーガは全18チームのうち、下位2チームが2部へ自動降格。16位は2部3位との昇降格プレーオフを戦う。ハンブルガーSVは17位のまま最終節を迎えたことになり、同時刻キックオフだった試合でRBライプツィヒに1-4で敗戦した16位ヴォルフスブルクとの勝ち点差は「2」のままとなっている。

 順位が逆転する条件として、ハンブルガーSVは最終節の9位ボルシアMG戦での勝利が最低条件。ヴォルフスブルクが降格の決まっている最下位ケルンに敗れれば、順位は入れ替わる。ヴォルフスブルクが引き分け、ハンブルガーSVが勝利の場合は同勝ち点で並ぶことになるが、得失点差に10の開き(ヴォルフスブルク-15、ハンブルガーSV-25)があるため、逆転の可能性は極めて低いと言えるだろう。

今季も奇跡の“残留力”を示せるのか

 フランクフルト対ハンブルガーSVの結果を受け、ドイツ紙「フランクフルター・アルゲマイネ」は「HSVには奇跡が必要だ」と残留レースの見通しを伝えた。

 ハンブルクの地元紙「ハンブルガー・モルゲンポスト」は、「ケルンがHSVを救わなければならない」と最終節でヴォルフスブルクと対戦する最下位ケルンに望みを託さなければならない状況をレポートした。

 ブンデスリーガを過去3度制し、2部降格経験のない古豪が追い詰められている。2013-14、14-15シーズンには2年連続で16位となりながらプレーオフで残留を勝ち取った。昨季も最後まで苦しんだが、最終節の逆転勝利で残留を決めるという“残留力”を発揮していた。

 日本代表DF酒井高徳がキャプテンを務める名門クラブに、奇跡は訪れるのだろうか。

Football ZONE web編集部

最終更新:5/6(日) 13:35
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