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四季報「少数派キーワード」でテーマ先取り

5/9(水) 20:31配信

会社四季報オンライン

 株式投資では相場テーマにうまく乗ったり、先回りすることが重要になる。前回のコラム(「四季報でガッテン、IoTはもう始まっている」では、最新の『会社四季報』2018年2集(春号)のコメント欄に登場するキーワードに注目し、登場回数の多いものについて解説した。

 しかし、当然のことだが登場回数の多いキーワードは、すでに株式市場で大きなテーマになっているものが多い。これに対し、これから注目されるであろう次のテーマを探すという観点では、むしろ登場回数の少ないキーワードにこそヒントが隠れていることが多い。そのため数が少ないキーワードも気にかけておく必要があるのだ。

 たとえば昨年2017年10月11日のコラム「IoTの次の相場テーマは「ODM」「RPA」?」で取り上げた「RPA(Robotic Process Automation)」というキーワードは、当時の2017年4集(秋号)では、独立系SIのコムチュア(3844)など3銘柄で登場するにすぎなかった。RPAとはデータ入力など今まで人間が行っていた業務をAIや機械学習などのソフトウエアで代替し業務を効率化するものだが、今では「働き方改革」という大きな流れの中で重要なキーワードとして株式市場でも注目されている。

 コムチュアの株価は、RPAというキーワードが四季報に書かれてから半年でほぼ2倍になったほか、それ以外の関連銘柄も物色されている。3月には社名そのものが「RPA」という、事務作業代行のRPAソフトウエアを販売するRPAホールディングス(6572)が上場し、公開価格3570円に対し、初値は4倍の1万4280円で寄り付いた。その後高値1万9990円までいったあと少し下がっているが、それでも1万6000円台でもみ合うなど、テーマとしてRPAの人気が持続している。

■ 気になる1位は「電動バイク」

 では2018年2集春号で、数が少ないが気になるキーワードは何だったか。独断と偏見で、気になる順の勝手ランキングをつくってみた。

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