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【月刊『WiLL』(6月号)より】今なぜ百年ぶりの 「日英同盟」か

5/10(木) 9:03配信 有料

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非核化への意思

今年6月初旬に予定されているという米朝首脳会談が注目を集めている。表面上は、米朝首脳会談の成功のために様々な事前調整を行っているように見せている。すでに北朝鮮側は「非核化に対する協議の意思がある」ということを表明し、国務長官に指名されたポンペオは「われわれは過去の(交渉の)失敗を繰り返さない。トランプ大統領も私も交渉に真剣だ」と、交渉に自信をのぞかせている。
しかし、実際に米朝首脳会談が成功に導かれるという見通しは薄い。
平昌オリンピック後、まずは韓国が北朝鮮を訪れ、米朝首脳会談の希望を伝えた。その後、金正恩が中国を訪れ、米朝首脳会談を含めて話をした。その直後、アメリカは、中国に対して鉄鋼関税と知的財産の報復関税をかけた。
 さらに、単純に貿易や外交だけではなく、シリアの化学兵器使用に対して軍事介入するなど、軍事力の誇示による威嚇も行っている、という状況である。
 一方、北朝鮮はさまざまな国際会議に出たり、あるいは自分の味方を増やすために、個別の外交を継続したりしている。ヨーロッパでの国際会議に出席し、その後、ロシアに外相を派遣した。米朝の外交戦争が繰り広げられているのである。
すんなりと準備され、交渉が行われているのであれば、このような外交戦争が繰り広げられるはずがない。本来首脳会談の前というのは、両国の外交担当者のレベルから徐々に次官級会議まで進み、事前の調整を行うものである。しかし、残念ながら、そのようなことが行われている形跡はない。目立つのは両国の外交戦争と、同盟国づくりばかりであるが、その真相は全く外からは見えないのである。
 では、実際に何が行われ、そして、どのようなことを両国は狙っているのであろうか。 本文:5,743文字 この記事の続きをお読みいただくには、WiLLプレミアム on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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宇田川敬介(ジャーナリスト)

最終更新:5/10(木) 9:03
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