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通っていた自動車学校の教官がストーカーに…被害女性が語る恐怖体験

5/12(土) 16:00配信

週刊SPA!

 ストーカー被害。少し前では、菊池桃子のタクシードライバーストーカーが世間を賑わせた。ストーカー規制法が成立したのは2000年のこと。現在に至るまでの18年の間にもたびたび法改正が行われ、厳罰化されつつあるものの、いまだにストーカー被害は減少していない。もちろん、ストーカー被害に遭うのは決して有名人だけではない。日常のきっかけから、まちぶせやつきまとい行為を受けるなどの恐怖体験を女性たちに聞いた。

 都内の病院で働くKさん(30代)は白いカットソーにジーンズといったシンプルな服装なものの、目鼻立ちがハッキリとしたキレイな女性。彼女は20代の頃に通っていた自動車学校の教官から執拗なつきまとい行為を受ける。

「私が通っていたところは、予約時に先生も選べたので第一印象が気さくで優しく指導してくれた30代の男性の教官をずっと指名していたんです。でもそれはやりやすいというだけで、異性としてなんてまったく見ていません。

 でも、彼は私がずっと指名することを好意だと思ったみたいで。最初は技能教習の2人っきりの時にご飯に誘われました。今は忙しいので、またスケジュールが合えばといった感じで流していたんです。そのお誘いがだんだんしつこくなったので、私は別の教官を選ぶようにしました」

 しばらくして自動車学校を無事卒業。彼との接点は完全になくなった。しかしそこから少しして、自宅付近で彼の姿を見かけるようになる。

「最寄りのスーパーや、コンビニなどで何度も会うようになりました。最初は全然気にしなかったんですが、それが何日も続くと違和感で。会う度にご飯に誘われて、だんだん怖くなっていきました。そしてある時、私の後をつけてきているのを見てしまって。怖すぎて、そのまま早足で彼氏の家に行くために電車に飛び乗りました。しばらくは彼氏に家に来てもらい、そこからパタッとなくなったのでホっとしています」

 Kさんは自宅がバレたきっかけについて「一度プライベートの話になり、最寄り駅を話したことがある」と言っていた。自動車学校は技能教習では2人きりになり、どうしてもある程度距離が近くなってしまうから注意が必要ということだろう。

 さらに、1人暮らしの家探しで親身になってくれた不動産の社員よりしつこいストーカー被害を受けたYさん(30代)についても話を聞いた。Yさんは実年齢より若く見え、黒髪に化粧気もなく、おとなしい雰囲気のある女性。20代の頃に東京に上京する際にある賃貸の店舗を訪れ、担当として、当時20代の男性と知り合ったそう。

「最初は業務を坦々とこなしている感じで、距離が近いこともなく、彼の運転する会社の車で数件の家を紹介してもらっていました。最後の1軒になった時、時間が遅くて大家さんからカギをもらえなくて、明日またお店に行くことになったんです。

 そこで、彼は『携帯の番号を交換してくれたら、何かあればすぐ連絡できるから』といつもはこんなことしない、東京に知り合いがいない私のことを心配しているというのを付け加えながら、携帯番号を聞いてきたんです。その時は、見た目は爽やか系で気持ち悪いこともなかったので教えてしまったんです。今思えば、それが間違いでした……」

 翌日に内観にいったマンションに決まり、引っ越しを終えた後からその賃貸の社員からの連絡が毎日来るようになったという。

「毎日メールがあり、自宅前に車で来ることもありました。家がバレている分、本当に怖かったのできつく断ることもできずで。一度『毎日遅いみたいだから元気になれるようにお肉とか食べに行きませんか?』とメールが来た時はゾッとしました。帰りが遅いことをなんで知っているのか、外から部屋の明かりがつくのを見ているのかもと思い、カーテンを開けることができなくなりました」

 Yさんはその後、その内容を大家に相談。大家より不動産会社に連絡が行き、彼は店舗移動になったそうだ。

 どちらも実害はない。しかし日常での些細な接点から好意を持たれ、つきまとい行為に張ってしたもの。もちろん男女逆のパターンもある。これらの行為は時間を置いても解決してくれるものではない。少しでもおかしいと思った場合は誰かに相談し、1人行動はできる限り控えるようにしてもらいたい。<取材・文/藤 文子>

日刊SPA!

最終更新:5/12(土) 16:00
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