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現代女性がほぐすべき箇所は「肩甲骨」と「股関節」

5/15(火) 5:00配信

日経ウーマンオンライン(日経ヘルス)

 現代女性がほぐすべきは、まずは「肩甲骨」まわり。その次が「股関節」です。今回は女性たちが多数通うヨガ教室を主宰するヨガインストラクターの峯岸道子さんにお話を伺いました。

【関連画像】股関節が凝り固まっていると、血流やリンパが滞り、下半身のむくみや冷え、腰痛やひざ痛の原因に

 日経ヘルスのウェブアンケートでは約8割の女性がストレッチを行っていたが、その半分以上が、「体の症状を改善し、悩みを解消するストレッチがわからない」と明かしている。

 ヨガインストラクターの峯岸道子さんは、「ストレッチを習慣にしている女性は多い。けれど、ストレッチすべき場所を間違っていたり、呼吸がきちんとできていなかったりするために、不調を改善する効果が得られていないという人が多いのでは」と指摘する。

 そこで、峯岸さんと本誌が提案するのは、現代女性に本当に必要な、肩甲骨まわりと股関節の正しいストレッチだ。「ストレッチでは根本的に解決できないと多くの人が感じている肩こりや脚のむくみは、この2大ポイントに関連する骨や関節を支える筋肉に働きかける『正しい』ストレッチで、悩みから完全に解放される」(峯岸さん)。

 3週間毎日行うことで、数々の不調が解消され、話題の開脚ストレッチもできるように2カ月、3カ月と続けるとさらに体は変わる、と峯岸さん。ぜひ、試してみて!

■ほぐすべきはこの2カ所

●1. 肩甲骨まわり

 背中を覆うように位置する肩甲骨は首や腕などにもつながっており、いわば筋肉の集合地点だ。肩甲骨まわりの筋肉の動きが悪くなると、姿勢が悪くなり、上半身の各所に凝りが生じ、呼吸が浅くなる。たるみも生じやすくなる。

 肩甲骨を覆うように背中上部に大きく広がっているのが「僧帽筋」だ。背中側の表層に近いところに存在し、その下にも肩甲骨のまわりにいくつもの筋肉がある。小円筋、大円筋などは、肩甲骨と上腕の骨をつないでいる。

2. 股関節

 骨盤と大腿骨をつなぎ、太ももを動かすための筋肉が密集しているのが股関節。この部分が凝り固まっていると、血流やリンパが滞り、下半身のむくみや冷え、腰痛やひざ痛の原因になることも。

 これらはすべて大腿部の後面の深部にある「深層外旋六筋」。股関節をひねるときに使われ、開脚しやすさにかかわる。股関節にはほかにも太ももを上げたり、脚を前に振り出したりする際に働く、大腰筋、小腰筋、腸骨筋からなる「腸腰筋」群が存在する。

教えてくれたのは

峯岸道子さん
BMYスタジオ代表
ヨガインストラクター。2000年に沖ヨガ指導者認定取得後、海外のヨガを学び、その後独自のヨガスタイルを確立。独自理論による「肩甲骨ヨガ」「ヨガ棒」などを開発。08年に「ハンディキャップヨガ」を創設。「yoga is for everyone」をコンセプトに国内外で活躍する。

取材・文/熊 介子(編集部)、別所あやこ 写真/鈴木 宏 スタイリング/中野あずさ(biswa.) ヘアメイク/木下 優(ロッセット) モデル/中井さくら イラスト/吉濱あさこ 図版/三弓素青

日経ヘルス2017年4月号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

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