ここから本文です

23歳で35億円企業を築いた男の「一番確実でシンプルな儲け方」

5/17(木) 6:00配信

ダイヤモンド・オンライン

 15才で起業した会社を19歳で売却、その資金を元手に23歳にして年商35億円の企業を築き上げた男、正田圭。彼は「連続起業家」を名乗り、「会社をつくって売却することは、世の中に数ある儲け話のなかで一番確実でシンプルな方法だ」と語る。就職でも自営でもない、売却を前提とした連続起業家という新しい生き方と、今、議論になっている「働き方」について聞いた。(取材・文:谷直美+YOSCA宮嵜幸志、企画編集:武田鼎+FIREBUG)

● 「金持ちになるには 社長になるしかない」

 ──15歳で起業するとは、なんとも早熟な中学生だったんですね。

 ごく普通のサラリーマン家庭で育ちましたが、中学受験をしてお金持ちの子息が多く在籍する私立の中高一貫校に進学しました。その環境の中で、お金のないつらさを露骨に感じさせられることが多かったんです。

 クラスを見渡すと、裕福な友達の親はほとんど社長だということに気づき、お金持ちになるには会社経営しかないと思うようになりました。

 ──起業というものに対して、ハードルの高さは感じなかったのでしょうか。

 経営者一家の友人の親と親しかったことが幸いしました。経営者はお金やビジネスに対してオープンな意識を持つため、自分の子どもにも株を買うことを勧めたり、商談の場に同伴させるなどの機会を与えようとしたりする人が多いんです。起業について難しく考える必要はないと教えてくれたのは、友人の親たちでした。分からないことは何でも彼らに質問していましたね。

 ──10代で最初の会社を売却して以降について聞かせてください。

 10代でまとまった資金を持つ人が世の中に少なかったこともあり、自分と近い世代の起業家に出資する「投資家」としての活動が徐々に増えていきました。ゼロからモノを生み出すよりも、傾いている事業を買ってテコ入れしたり、仲良くなった社長と共同で起業・経営したりした方が、成功率も高く効率的だからです。「起業家」と「投資家」という二つの立場を並行させながらビジネス展開しています。

● 「働く=雇われる」との意識から 抜け出すことが肝要だ

 ──とはいえ、人材の流動性が低く、起業が身近でない日本では、まずは就職して社会人の経験を積むのが一般的で、いきなり起業は難しいという感覚が根強いと思います。

 自分自身、若くして起業したことで苦労したので、以前は会社員として経験を積んだ後に起業する方がいいと思っていましたが、今は違う考えです。きっかけは、自社でインターンを受け入れたこと。熱意を持って入って来たはずの学生たちが、全員2~3ヵ月で辞めていきました。

1/4ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

特集1 個人情報規制 GDPRの脅威
大企業から自営業まで危ない!
特集2 電力・ガス業界騒然!
LNGパニック