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【セルジオ越後】結局、ハリルの見立ては正しかった?“西野シェフ”の腕の見せどころだ

5/18(金) 19:09配信

SOCCER DIGEST Web

青山を再び、呼び寄せた理由は――

 5月30日のガーナ戦に挑む日本代表のメンバーが発表された。この試合は、ロシア・ワールドカップに挑む「23人」を選考するための最後の舞台となるわけだけど、選出された27人の顔ぶれを見てみれば、ハリルホジッチ時代からほとんど変わらないね。
 
 限られた時間のなか、これまでの流れをベースにするのは当たり前だとしても、結局、ハリルホジッチの見立てはそこまで間違ってはいなかったということだろうね。料理に例えるなら、“西野シェフ”は同じ材料で、どんなメニューを並べられるのか。腕の見せどころだ。
 
 目新しいところでは、サンフレッチェの青山が入ったことか。ハリルホジッチの初采配となった2015年の3月シリーズで招集されて以降、代表から遠ざかっていたけど、西野監督は再び呼び寄せた。理由のひとつに、今季のJリーグで首位を独走するサンフレッチェで「今のチーム事情を彼が作っているといってもいい過ぎではない。現在の広島のサッカーを象徴しているキャプテン」とコメント。そのリーダーシップに期待を寄せているのかもしれない。
 
 この青山だけでなく、全体的にワールドカップに出たことのある選手が優先された感じがするよ。ワールドカップを知らない監督、コーチからすれば頼もしいだろうね。

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動きがあるのは中盤から前になりそうだ

 経験者という意味では、本田、香川、岡崎のいわゆる"ビッグ3"も選ばれた。彼らの豊富な経験はたしかに貴重だけど、予選突破の大きな原動力になったかと言えば疑問符が付くし、以前のように絶大な存在感を示せるかは分からない。
 
 しかも岡崎は負傷中で、香川も怪我による離脱期間が長く、試合勘に不安を残す。クラブで思うように試合に絡めていない井手口や浅野も含めて、コンディションが決して万全ではない何人かの選手たちが、今後、どれだけ状態を上げていけるかは重要な要素になりそうだ。
 
 もっとも、ファンやサポーターが見てみたいと思う選手が揃っているのではないかな。ただ、無難にまとまった印象がある一方で、マリ、ウクライナと対戦した今年3月のベルギー遠征で、インパクトを残した中島が落選した。
 
 乾や宇佐美、原口といったアタッカーたちとの競争に敗れた形だと思うけど、今回の27人から、最終的には23人に絞られるわけで、ロシアに行けない4人は誰になるのかも気になるところだ。
 
 ポジション別に考えてみると、GKとDFはほぼ固まっているように思えるだけに、動きがあるのは中盤から前になりそうだ。ストライカー、攻撃的MF、守備的MFと、いずれも似たようなタイプがダブっていて、事前キャンプやガーナ戦でふるいにかけられるはずだ。
 

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最終更新:5/30(水) 23:05
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