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長谷部誠、ピンピンで日本代表へ。バイエルンをはね返しドイツ杯優勝

5/21(月) 8:02配信

webスポルティーバ

 2017~18シーズンのドイツ杯決勝は、フランクフルトがバイエルンを3-1で撃破し、30シーズンぶりの王者に輝いた。

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 2シーズンぶりに決勝に進出したバイエルンは、リーグ戦34試合でわずか4敗しかしていないが、リーグ戦最終節でシュツットガルトに敗れたのに続いて2連敗。早々とリーグ優勝を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)の準決勝で敗退したところで、どこか張りつめた糸が切れたところがあるのかもしれない。

 バイエルンの指揮官ユップ・ハインケスは、そのキャリアのラストマッチを飾れず、一方で来季からバイエルンの指揮を執るニコ・コバチは、フランクフルトでのラストマッチでタイトル獲得となった。シーズン中の微妙なタイミングでの移籍発表には批判的な声も多かったが、これで一蹴した形だ。

試合はフランクフルトの先制点が大きくものを言った。11分に先制すると、守備に重きを置き、人数をかけることでバイエルンの猛攻をしのいだ。バイエルンは前半から惜しいシュートも多く、ベンチの選手たちは半笑いで悔しがるジェスチャーを見せていたが、時間とともに笑顔は消え、表情は本気になった。

 バイエルンは後半、ロベルト・レバンドフスキのゴールで追いつき、さらに攻め立てたが、フランクフルトは82分、カウンターからの攻撃で勝ち越しに成功した。シュート数は8対22。フランクフルトの好守が光った一戦だった。

 フランクフルトの3バックの中央で、終始チームをコントロールしていたのは長谷部誠だ。

 リーグ戦第31節で退場処分を受け、その後の出場停止でリーグ戦のほうはその時点で終了した。ドイツ杯決勝でも起用されるかどうかはわからない状態だった。だが、長谷部不在のラスト3試合、フランクフルトは1勝2敗と振るわなかったこともあり、先発に返り咲いた。

 長谷部はチームを統率し、味方に声をかけ続けただけでなく、69分には、バイエルンのコレンティン・トリッソがヨシュア・キミッヒからパスを受けてシュート体勢に入ろうとするところをブロック。失点を直接的に防いだ。この日の勝利の立役者としてビルト紙が採点1(最高点)をつけるなど、ドイツメディアも高い評価を与えた。

 長谷部の今季を振り返ると、前半戦は長びく膝の故障に苦しんだ。週2試合のペースで常時出場するのは不可能と言っているかのような出場の仕方だった。現在34歳。サッカー選手としてはキャリアの終盤に入ったと言って差し支えない年齢だけに、限界が見え始めたのかと思われた。

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