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乾、柴崎、井手口。代表リーガ組3人のスペインでの明暗を分けたもの

5/22(火) 8:01配信

webスポルティーバ

 5月18日、日本代表ガーナ戦のメンバー27名が発表され、スペインからは乾貴士(エイバル)、柴崎岳(ヘタフェ)、井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)の3人が選ばれた。

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 今季はすでにヨーロッパリーグでアトレティコ・マドリードが優勝。5月26日にはリバプールを相手に、レアル・マドリードが前人未到のチャンピオンズリーグ3連覇に挑む。スペインはUEFAの国別ランキングで2位のイングランドに大差をつけて1位の座にあり、自他ともに認める世界最高峰のリーグと言っていいだろう。そこには世界各国から一流選手が集まり、プレーすることさえ容易ではない。

 そんなリーグを戦った日本人3人のシーズンを振り返ると、まず合格点を与えられるのは、34試合2640分に出場し、5得点2アシストを記録した乾であることは間違いない。

 シーズン終盤には体調を崩して欠場した試合があったものの、第35節のジローナ戦では、1得点1アシストを含む3得点に絡むパフォーマンスを見せて、復調をしっかりとアピールした。ただ、最終節のアトレティコ・マドリード戦前の練習中に右足大腿四頭筋を負傷してしまい、現在は日本サッカー協会のドクターのもとで治療を行なっている。

 その乾に続くのが22試合1003分に出場し、1得点を記録した柴崎だろう。序盤こそまずまずのパフォーマンスを見せていた背番号10番だが、第4節バルセロナ戦で負傷し、長期離脱。その後、復帰はしたものの、徐々に出場時間を減らしていき、結果として合格点を与えられるとは言えないシーズンとなった。

 そして、冬の移籍市場で2部のクルトゥラル・レオネサに移籍した井手口は、わずか5試合109分の出場にとどまり、残念ながら期待を大きく裏切ることとなった。

 ただし、日本代表のメンバー27名に入ったように、柴崎、井手口にも力があることは間違いない。3選手のシーズンの明暗を分けた要因には、戦術やポジション、順位など、チームの状況が大きく関わっている。

 エイバルで3年目を迎えた乾は、課題であった守備面が大きく向上しただけでなく、チームのコンセプトをしっかりと把握。ホセ・ルイス・メンディリバル監督に「自分のサッカーをピッチの中で一番に体現している選手」と評価されるまでになった。

 左サイドを中心にエイバルの攻撃を牽引し、背番号8番にボールが回るたびにスタジアムは期待感に包まれた。課題として挙がるのはやはり得点力だが、アシストや、記録にこそ残らないものの乾を経由して生まれた得点もあり、数字以上にチームの勝利に貢献したシーズンだった。

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