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横山ルリカが号泣したダービーの思い出。で、今年の注目馬はどれだ?

5/22(火) 19:02配信

webスポルティーバ

 今や、競馬ファンの間でもすっかりお馴染みとなった、元「アイドリング!!!」メンバーの横山ルリカさん。残念ながら先週のオークスの予想は的中とはいかなったが、アイドル枠には収まらない鋭い視点の予想を披露してくれた。

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 さて、春競馬のクライマックスとも言える今週末の日本ダービー(5月27日/東京・芝2400m)には、どんな視線を送るのか。

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■号泣した2016年ダービー

 日本ダービー当日は、やっぱり競馬場の雰囲気もちょっと違いますね。ファンファーレひとつとっても、いつも以上に鋭く、透き通って聞こえるんです。レース自体もあっという間で、2400mの距離があるのに、「エッ、もう終わっちゃうの?」みたいな。

 一方で、新聞などは2週間前ぐらいからダービーの予想を出しているところも多いじゃないですか。私なんて、ひとつのレースを予想するのに、参考レースは全部見たいし、全馬のデータも血統も調べたいし……。結論を出すのに6日は必要で、レース前日になんとかまとめるのですが……。みんな、誰がどう予想しているのか、少しでも多くの情報がほしい気持ちになるのが、やっぱりダービーなんだと思います。

  もちろん関係者にとっても特別なレース。藤田菜七子騎手にインタビューする機会があったんですけど、やっぱり「一番勝ちたいのは日本ダービー」と言う。どの騎手もそういう話をしますが、菜七子ちゃんの口から聞いて、改めて思いの強さを感じました。

  ダービーの凄さでいえば、昨年、皐月賞馬アルアインに騎乗していた松山(弘平)さんのお話も印象的です。レースはスローペース、「これは遅い」「行かなきゃ」と、やっぱりみんな騎手の人もわかっていたらしいんです。でも、硬くなって体が動かない。それが日本ダービーなんだと。そうなると、(道中から仕掛けていったレイデオロ騎乗の)ルメールさんのメンタルはすごいなと思いますよね。判断力とメンタル、その辺りがデムーロさんとルメールさんが大舞台で強い理由なのかと思いますね。

 ダービーで一番思い出に残っているのは――まだまだ”にわか”で最近のレースしか挙げることはできないんですけど――2016年のレースです。その当日は朝7時からロケに出ていて、ちょうど15時半くらいに休憩になり、ロケバスにひとりでいたんです。ちょうどテレビで『みんなのKEIBA』が流れていました。

 私は(出走馬の)サトノダイヤモンドの新馬戦の走りを見て、ダービーを取れると感じて、以来ずっと応援していました。レースを確認すると、いいポジションを取れている。ただ、「ん? マカヒキが思っていたよりも前にいるな」と気になりました。

 最後の直線、サトノダイヤモンドが抜け出して”勝てる”って思った瞬間に、ロケバスの中でひとり、叫んじゃって(笑)。でも、マカヒキが一緒に伸びてきて、「ウソでしょ!?」って。あのとき、なかなか確定ランプが点(つ)かなかったじゃないですか。おそらく、(マカヒキ騎乗の)川田将雅騎手は自分が勝ったってわかったと思うんですけど、サトノダイヤモンドとマカヒキはまだコースの上をウロウロしていて……。

「どっち、どっち?」っていうなかで、「3(マカヒキ)」とバーンと出て、確定ランプが灯った時に、川田さんが天を仰ぐような感じで男泣きしていたのを見て、私まで号泣しちゃったんです。ダイヤモンドが負けたっていう悔しさもあったと思いますが、いつも武士みたいで結構クールな川田さんが、こんなに感情を露わにするくらい、日本ダービーというのはものすごい神聖であって、その勝利がすごいものなんだと強烈に感じて、号泣しちゃったんです。

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