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◎か、スパッと切るか。ダノンプレミアムこそ、ダービー最大の悩みだ

5/24(木) 7:40配信

webスポルティーバ

 今週末27日、東京競馬場では”競馬の祭典”と称される、3歳馬の頂点を決める大一番・GI日本ダービー(芝2400m)が行なわれる。まずはここまでの牡馬クラシック戦線を簡単に振り返ってみよう。

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 今年の牡馬クラシック戦線は当初、昨年の最優秀2歳牡馬ダノンプレミアム(牡3歳/中内田充正厩舎)が絶対的な中心と見られていた。

 同馬は今年初戦のGII弥生賞(3月4日/中山・芝2000m)で、2着に1馬身1/2差をつけ完勝。戦績を4戦4勝とし、GI皐月賞(4月15日/中山・芝2000m)へ大本命馬として向かうかと思われたが、レースの10日前、挫跖(ざせき)のために回避が発表された。本命馬不在で混戦となった皐月賞は7番人気のエポカドーロが勝利し、1番人気のワグネリアンは7着と敗れる波乱。3連単は37万円を超える高配当となった。

 そして迎えるダービー。ダノンプレミアムは弥生賞以来、中11週のレース間隔で日本ダービーに出走してくる。レースレコードを更新して3馬身半差の圧勝を見せた朝日杯フューチュリティS(12月17日/阪神・1600m)など、2歳時の圧倒的な走りを思うと、この世代トップクラスの実力馬であることは間違いないが、心配されるのはレース間隔が空いたことと、2400mという距離への対応力だ。その辺りを過去の傾向や血統から占ってみよう。

 まずは中11週というレース間隔。1986年以降過去32回のダービーで、中11週以上の間隔で出走したのは13頭。勝利したのは、新馬戦勝利の後、オープン特別のすみれS(阪神・芝2200m)を勝って2戦2勝で臨んだ1996年フサイチコンコルド1頭で、それに続く着順は2003年リンカーンの8着。他の11頭はすべて2ケタ着順という厳しい数字が残っている。

 今年はアーモンドアイが3カ月ぶりの出走で、GI桜花賞(阪神・芝1600m)を勝利するなど、最近はGIに向かうローテーションの傾向も変わってきてはいるが、過去のデータからは厳しいと見る。ちなみに同条件の牝馬の大一番・GIオークス(東京・芝2400m)も11週以上のレース間隔から勝利したのは96年のエアグルーヴ1頭。偶然にもフサイチコンコルドと同じ年だった。

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