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ウッチャン、加藤浩次、フジモン…今クールで多数起用「芸人役者」急増中のなぜ〈dot.〉

5/27(日) 11:30配信

AERA dot.

 今クールのテレビドラマも後半戦に差し掛かってきた。各作品の見どころや視聴率の行方が話題になっているが、本稿では別の角度で注目してみたい。ずばり、今クールのドラマを見渡すと、多くのお笑い芸人が出演しているのだ。

 5月14日に放送された月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)にはウッチャンナンチャンの内村光良(53)がゲスト出演。アメリカ帰りの人気コンサルタント役を演じ、話題となった。内村と言えば、希代のコント師であり、もともとは映画監督志望だった。横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)の演劇科に入学し、そこで相方・南原清隆(53)や盟友・出川哲朗(54)と出会ったのは有名な話だろう。当然、映画には造詣が深く、ジャッキー・チェンや大林宣彦作品などについて熱く語ることも多い。今でこそ大物司会者というイメージが強いが、自身も映画作品を監督した上、役者としても出演してきた過去がある。

「内村さんに限らず、芸人さんは世間のイメージがある程度固まっているので、ドラマに当て込みやすいところはあるでしょうね。主演クラスでの起用はあまりないと思いますが、脇役や中間管理職的な役どころ、狂言回しとしてキャスティングにあがってきます。安定感があるんでしょうね。その上で、今回の内村さんのように、普段は見せない顔が見られるのも醍醐味です」(民放ドラマプロデューサー)

 内村以外にも今クールのドラマでは多くのお笑い芸人がレギュラーで出演している。

 例えば「シグナル」(フジテレビ系)の木村祐一(55)、「正義のセ」(日本テレビ系)にはドランクドラゴン・塚地武雅(46)、「あなたには帰る家がある」(TBS系)にFUJIWARA・藤本敏史(47)、「家政婦のミタゾノ」(テレビ朝日系)に椿鬼奴(46)、「ブラックペアン」(TBS系)に極楽とんぼ・加藤浩次(49)、今野浩喜(39)、「崖っぷちホテル!」(日本テレビ系)に宮川大輔(45)、チャド・マレーン(38)など。なお、「正義のセ」には、ゲストとしてTKO・木下隆行(46)も出演していた。

 これだけ多くの作品に、チョイ役としてじゃなくしっかりとした役柄として起用されるようになってきたわけだ。

 お笑い評論家のラリー遠田氏は、その理由をこう分析する。

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最終更新:5/27(日) 11:30
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