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アッという間に七段になってしまった「藤井聡太君」の“悩み”とは?

5/26(土) 7:31配信

デイリー新潮

 ついに七段である。今年(2018年)初めにはまだ四段だったのだから、半年も経たずに3度目の昇段を果たしたことになる藤井聡太七段(15)――。その人気ぶりに、今年2月には日本将棋連盟がチョコ手渡し自粛令を通達したほど……目下の悩みは、あまりに有名になりすぎて気軽に外に出られないことなんだとか。

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 5月18日、第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝で、船江恒平六段(31)との対局に勝ち、竜王戦4組に昇級を決めると同時に、同日付で昇段した藤井聡太七段である。15歳9カ月での七段昇段は、もちろん史上最年少だ。

 いかに早い昇段なのか、師匠である杉本昌隆七段(49)が解説する。

「1年で二段上がる人はいますが、三段上がる人は私の知る限りいません。昔の飛び級みたいな形ではあったかもしれませんが、藤井七段はきちんとした昇段ですからね。私の場合、七段まで来るのに15年以上かかりました。これは遅くもなく、早くもなく、ごくごく平均的なレベルです。それを藤井七段はプロになってわずか1年半でここまで来たわけですから、比較のしようがないくらい早い――素直にすごい弟子だと思います」

 とにかく藤井七段、最初から記録づくめであったことはご存知だろうが、もう一度振り返ってみよう。

サラリーマンなら部長クラスの15歳

●16年9月3日:中学2年(14歳2カ月)で四段昇進(10月1日付)=プロ入りを決め、最年少記録(“ひふみん”こと加藤一二三九段[78]が、1954年8月1日に14歳7カ月で四段昇段)を62年ぶりに更新。

●16年12月24日:公式戦初対局で62歳6カ月年上のひふみんと当たり、プロ棋士の公式戦では最多年齢差対決を制して、ひふみんの持っていた公式戦勝利の最年少記録を更新。以来、連勝を続け――。

●17年6月26日:29連勝! 神谷広志八段(57)が打ち立てた歴代最多連勝記録(28連勝)を30年ぶりに更新。

●17年11月21日:15歳4カ月で通算50勝を果たして史上最年少記録を更新。

●18年2月1日:五段に昇段。中学生での五段昇段は史上初となるも、ひふみんの持つ15歳3カ月(中学卒業後に記録)は更新できず。

●18年2月17日:朝日杯の準決勝で羽生善治竜王(47)を破り、決勝で広瀬章人八段(31)に勝ち、昇段規定により六段に昇進。五段昇進からわずか16日後のことで、もちろん最年少記録。

●18年5月18日:七段昇段! 

「一般のサラリーマンに当てはめるなら、九段まである棋士のなかで、六段が課長クラス、七段は部長クラスといったところでしょうか」(師匠の杉本七段)

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最終更新:5/26(土) 7:31
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