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アメフト騒動の折も折… 厳戒態勢で行われた日大「危機管理学部」の進学相談会

5/27(日) 7:01配信

デイリー新潮

 関学、日大、加害選手の父、加害選手、日大、また日大、そして5月26日にまた関学――。日本大学アメフト部の悪質プレーをめぐる騒動は、会見がつづく“泥試合”の様相を呈している。そんな折も折、日大の「危機管理学部」が進学相談会を行ったのだが……。

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 その名称ゆえ、危機管理学部の存在は騒動当初から一部SNSなどで「ネタ」として扱われてはいた。本格的に火がついたのは、内田正人前監督と井上奨前コーチが立った5月23日の会見。「(日大の)ブランドは落ちません」「あなたしつこい」などと報道陣に向かって言い放つ、同大広報の米倉久邦氏司会っぷりがきっかけだった。

 これには、例えば橋下徹元大阪市長が、

〈あの司会は何なんだ? ほんと日本大学の危機管理能力は全くないな。日本大学危機管理部は何してる!! 〉

 とツイートしたようなツッコミが、あちらこちらで見られるように。これにより、改めて同学部の存在が世間に知られてしまったのである(橋下氏はその後、〈ちゃかしたけど、学生を侮辱したように聞こえたなら申し訳ない〉と謝罪)。そしてタイミングが悪いことに、この会見の3日後の26日に危機管理学部で進学相談会が開かれたというワケである。

厳戒態勢の三茶キャンパス

 日本大学危機管理学部は2016年4月2日開校し、目的は〈リーガルマインドとリスクリテラシーを併せ持ち危機管理学を統合的に理解する人材を養成する〉と、18年度の日大進学ガイドにはある。新設学部ゆえまだ4年生はおらず、学生数は679名。同じく16年に新設されたスポーツ科学部と共に、真新しい東京・三軒茶屋キャンパスを学び舎としている。

 学費のほうはといえば、初年度130万円、以降は年110万円(いずれも学部HPより)と、私大文系の中では平均的なお値段である。とはいえ、アメフト騒動で“悪いジョーク”として扱われては、これだけのお金を払った学部の学生や親御さんは報われない。ましてや、そろそろ学部の最上級生である3年生が、インターンや説明会など就職活動に向けて動き出す時期であるというのに……。

 そして騒動の影響は進学相談会にもあったという。相談会を訪れた進学希望の受験生を持つ保護者が言う。

「キャンパスのまわりにはカメラを構えた数人のマスコミがいて、『相談会にいらした方ですか?』と取材を申し込まれました。お断りして校舎に入ったのですが、これもメディア対策なのでしょう。受付で身元確認をさせられました」

 もっとも、この保護者も「ネットニュースで学部の存在を知り、興味半分で参加した」というから、大学側の苦労も想像できるというものである。

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最終更新:5/27(日) 13:03
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