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未成年タレントの危険性 『Rの法則』でトラブルが起こったワケ

5/28(月) 7:03配信

FRIDAY

 女子高生を自宅に呼びつけ、無理やりキスをして、強制わいせつ容疑で書類送検された元『TOKIO』の山口達也(46)。彼が被害者の女子高生と知り合ったティーン向け情報番組『Rの法則』(NHK)は打ち切りとなった。

『Rの法則』といえば、ほのかりん(21)のトラブルが記憶に新しい。彼女はまだ未成年だった’16年に『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音(29)とバーで飲酒したことが発覚。降板に追い込まれている。

 中堅芸能プロのマネージャーによれば、「未成年タレントを抱える事務所関係者の間では、『出したくない番組』のひとつと言われていた」という。

「タレントたちの出会いの場となっていた。不純異性交遊が発覚し、事務所をクビになるタレントが続出していました」

 それでも『乃木坂46』の齋藤飛鳥(19)やジャニーズJr.の橋本涼(17)など、人気タレントも同番組に出演していたのは、「昨今の芸能界の事情が関係している」と、このマネージャーは指摘する。

「労働基準法で18歳未満は22時以降の労働が禁止されていますが、ドラマや映画など過密スケジュールになりがちな芸能界は時間管理がルーズ。深夜労働は当たり前でした。ところが昨今、SNSなどで誰でも内部告発できるようになったため、時間厳守が徹底され、未成年タレントたちの活動の場が制限されてしまったのです。その点、主な出演者が10代で、スケジュールが組みやすい『Rの法則』は貴重な番組でした」

 これが中学生以下の子役となると、状況はさらに厳しくなる。親も現場に同行しなければならなくなるため、ロケバスや弁当なども一人分多く用意しなくてはいけない。どこの局も経費削減を余儀なくされており、「よほど演技力が求められる役柄じゃないかぎり、ボランティア・エキストラにお願いするケースが増えていますね」(キー局AD)。

 そうはいっても、子役のギャラが高いわけではない。芦田愛菜(13)のブレイクを受けて子役を抱える事務所が急増したが、トップ以外、格安だという。

「基本はテレビ局の言い値なので、メインの役どころでも一話あたりのギャラは数万円なんてことがザラ。子役が中心のプロダクションは、子役志望者のレッスン料が主な収入源というところが多いですね」(芸能プロ幹部)

 以前なら、現場でマネージャーが目を光らせていれば防げた異性トラブルも、SNSの普及で難しくなっている。

「公式SNSアカウントを事務所が管理しても、『裏垢』と呼ばれる個人的なアカウントを匿名で作られ、密かにやりとりされたら防ぎようがない」(前出・幹部)

 未成年タレントとの淫行で謹慎処分を喰らった狩野英孝(36)がそうであったように、SNSのメッセージでナンパをする芸人やタレントは多い。

「人生経験が乏しく、警戒心の薄い未成年タレントは引っ掛かりやすく、狙い撃ちされやすいですね」(若手芸人)

 山口達也の事件は、氷山の一角に過ぎないかもしれない。

(FRIDAY連載コラム『テレビのウラ側』より)

最終更新:5/28(月) 7:03
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