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まるで黒澤映画の剣豪対決!大谷翔平×田中将大、初対決の真実。

5/28(月) 13:11配信

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手とニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手との直接対決が、現地時間5月27日(日本時間同28日)にニューヨークのヤンキースタジアムで実現した。

【動画】必見!大谷vs.田中の初対決全打席。

 「4番・指名打者」で先発した大谷は1回の第1打席に空振り三振、するとその後は四球、空振り三振と田中の前に完敗に終わった。先発した田中は6回を投げて3安打8奪三振で今季6勝目。シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手を抜くメジャー通算58勝目をマークした。

地元ファンからの激しいブーイングの背景。

 「ルースの建てた家」と呼ばれた旧ヤンキースタジアム。新しく建て直されたとはいえ二刀流の聖地とも言えるヤンキースの本拠地で打者・大谷には地元ファンから激しいブーイングが浴びせられた。

 昨オフの争奪戦では最有力と言われながら、最終面談からも外されたヤンキース。逃した魚が今や全米注目の選手となっているだけに、地元ファンの悔しさも倍加される。

 25日の初戦の第1打席から続く容赦ないブーイングは、この日はそのまま地元のヒーロー、田中への声援でもあったはずだ。

 だが、大谷は淡々と打席に立つ。

 「普段と変わらずに1打席、1打席、自分ができる仕事ができればいいかな、という気持ちで打席に入りました」

 それが二人の“静かな対決”の幕開けだった。

 第1打席は1回2死一塁の場面だった。

田中の初球に、どんな意識が見られたか?

 初球は真っ直ぐではなく141キロのスプリット。力任せに真っ直ぐで入らなかったところに、田中の大谷への警戒心が象徴されていた。

 これが外角低めに外れる。

 2球目の148キロフォーシームも外角にボールとなると、3球目は外角のボールゾーンからストライクに入れてくるバックドアのスライダーが決まった。そこからボール1つを挟んでの5球目、真ん中寄りのスライダーを大谷が空振りしてフルカウント。そうして最後はスライダーがやや抜けて、結果的にはそれが逆に大谷のタイミングを外すことになって空振りの三振となった。

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最終更新:5/28(月) 16:31
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