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一刻も早く連続放火魔を逮捕せよ 越谷市、吉川市で12件発生

5/29(火) 7:02配信

FRIDAY

 5月上旬、埼玉県越谷市と吉川市で4件の火災が発生した。3軒は全焼し、2名の死傷者が出た。周囲の住民を恐怖に陥れた業火。「連続放火犯」が引き起こした惨劇を犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が分析する。


 5月2日未明、埼玉県吉川市で起きた火災はかなり大きかった。ライターやマッチだけでこれほど燃えるとは思えません。また、焼け跡を確認すると、被害に遭った家は均等に燃えています。おそらく油などを全体的に撒き、「放火」したのだと思われます。

 今回の4件の放火は、同じ地域で立て続けに起きており、手口的に似ている。さらに言えば、4月に同地域で起きた8件の火災も同じような火のつけ方、燃え方です。警察も、これらは同一犯による犯行として見ているでしょう。

 放火犯が特定の誰かに恨みを持って犯行に及ぶケースは多くなく、大きく2種類に分けられます。ひとつは火をつけて人が騒ぐことに快楽を求めるタイプ。もうひとつは、火を高く燃やし、それをどこかで見て快楽を得るタイプ。連続して巨大な火柱を発生させていることから、今回は明らかに後者です。

 加えて、4月のものも含めると、今回の一連の火災は、次第に大胆になっている。最初は、空き家のようなところから始まって、その後は事務所併用住宅のようなところ。犯行頻度も上がっています。犯行を重ねるほどに「エスカレート」していくのは、連続放火犯の特徴です。

 5月28日現在、まだ犯人は逮捕されていません。時間が経てば、再び放火が起こる可能性はある。防犯カメラはもちろん、ドライブレコーダーなどからも情報を得て、捜査は全力で進んでいます。凶悪な放火魔は、一刻もはやく逮捕されなければなりません。

 文=小川泰平(犯罪ジャーナリスト)

(FRIDAY6月1日号より)

最終更新:5/29(火) 7:02
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