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「実績断トツ」のイニエスタ獲得に楽天ファンは嘆き節で…〈週刊朝日〉

6/1(金) 16:00配信

AERA dot.

 サッカー・スペイン代表のアンドレス・イニエスタ(34)がヴィッセル神戸に電撃入団した。5月24日、都内ホテルで開かれた入団記者会見で「自分のサッカーを見せるために来た」と自信をのぞかせた。ネット上では、各界の有名人を例に「うちのゼミ(日本文学)に紫式部が来るレベル」「孫正義が中小企業の社長に就任」などと、衝撃を表す大喜利が繰り広げられた。

 イニエスタとはどんな選手なのか。その経歴は華々しい。スペイン代表としてワールドカップ(W杯)に3大会出場。2010年の南アフリカW杯の決勝では試合終了間際に勝ち越しゴールを決め、母国の初優勝に貢献した。欧州選手権は2連覇。前所属クラブのバルセロナでも中心選手として数多くのタイトルを総なめにしている。

「助っ人外国人選手の中で実績は断トツです。これほどのレベルの選手がJリーグに参加するのはこれまでにないですね」

 とサッカージャーナリストの六川亨氏は驚きを隠さない。かつてJリーグにはジーコ、ストイコビッチなど、世界的スターが参戦してきたが、彼らとは一線を画すと六川氏は指摘する。

「6月から始まるロシアW杯でもスペイン代表に選出されています。これまでは、下り坂に差し掛かったキャリアの晩年にJリーグにやってくることが多かったが、彼は違う」

 そして、イニエスタに支払われる金額も桁違いだ。

「海外メディアの報道では3年契約で年俸32億円と言われています」(六川氏)

 これはヴィッセル神戸と同じ運営母体のプロ野球東北楽天ゴールデンイーグルス全選手の総年俸をもってしても届かない数字。これには現在最下位の楽天ファンもお冠で、「そんな金があるなら楽天にも大物を連れてきて」と嘆き節も。

 昨季、神戸はW杯優勝経験者であるルーカス・ポドルスキを獲得したが、終わってみれば結果は9位。イニエスタ獲得は吉と出るのか。宝の持ち腐れにならないことを願いたい。(本誌・秦正理)

※週刊朝日 2018年6月8日号

最終更新:6/1(金) 16:51
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