ここから本文です

ココナッツでフィリピンの貧困問題解決へ

5/30(水) 11:34配信

オルタナ

「フィリピンの貧困問題を解決したい」――そう語るのはフィリピン産のココナッツを原料とした商品を企画、輸入販売するココウェル(大阪市西区北堀江)の水井裕(ゆう)代表取締役。同社はココナッツオイルブームが起こる前から会社を立ち上げており、ココナッツ商品の普及を進めてきた。水井さんが会社を設立するに至った経緯と、フィリピンの貧困問題解決へと取り組む背景について話を聞いた。(オルタナS関西支局=古江 晃也)

――ココウェルを設立したきっかけは何でしょうか。

学生時代フィリピン留学中に目の当たりにした貧困問題がきっかけです。大学を卒業後、関心のあった環境問題についてもっと学びたいと専門学校に入学し、在学中にフィリピンのベンケット州立大学へ留学しました。

大学が企画していた首都マニラにある「スモーキー・マウンテン」と呼ばれるゴミ山の視察ツアーへ参加すると、子供たちが集まって必死でゴミを漁っていました。

田舎には仕事がないため、家族で都会に出稼ぎに出ても働く場所がなく、ゴミの中にある鉄くずやプラスチックなどを売ることでなんとか生活していると後で知った時、非常にショックを受けました。

この状況を解決するためには田舎に雇用をつくることが必要だと考え調べたところ、フィリピンの田舎にはココナッツが数多く育っていることがわかりました。

ココナッツを使って貧困問題を解決できないかと思い、留学を終えて日本へ戻った後、2004年8月にココウェルを設立しました。当時はココナッツ商品が日本ではあまり知られていなかったのですが、地道に商品を展開し活動してきました。

――フィリピンの貧困問題の解決を目指しています。どのような取り組みでしょうか。

原料であるココナッツの生産と、商品の製造を全て現地で行い雇用を生み出しています。ココナッツの生育は全てフィリピンの農家へ、商品の製造は提携しているフィリピンの工場へ委託しています。

1/2ページ

最終更新:5/30(水) 11:34
オルタナ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

「グッドライフ」はブランド選別の新基準
サステナブル・ブランド国際会議2018東京
新浪 剛史(サントリーホールディングス社長)
持続可能性を高め、トレード・オンへ