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「僕の目標はベスト8」 W杯初出場の原口元気、“西野監督超え”のハードルを設定

5/31(木) 18:59配信

Football ZONE web

ロンドン五輪落選も味わった男に届いた吉報「少しグッとくるものはありました」

 ロシア・ワールドカップ(W杯)に臨むメンバー23人に選出されたFW原口元気(デュッセルドルフ)は、発表会見が行われた東京都内のホテルに居合わせ、取材に応じた。アジア最終予選で4試合連続ゴールを決めたアタッカーは、「僕の目標はベスト8に行くこと」と、西野朗監督の設定を超えるハードルを自らに課した。

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 原口は2012年のロンドン五輪出場を逃した経験もあり、主要国際大会への出場は初になる。それだけに、西野監督から名前を読み上げられた瞬間を「4年前(ブラジルW杯)だったり、ロンドン・オリンピックだったり、なかなか世界大会に縁がなくて悔しい思いをしてきたなかで、初めてワールドカップに行けることは嬉しいですね。それを考えると少しグッとくるものはありました」と振り返る。しかし、それも「本当に一瞬」で、「その後にはもうただ出るだけじゃ意味はないというのはもちろん考えているので、勝つためにやらなきゃいけないなという気持ちになりました」と語る。

 それだけに、ロシアW杯へ向けた選考レースで落選した選手たちに対して気遣いのある言葉を残した。

「本当にその3選手(井手口陽介、浅野拓磨、三竿健斗)だけじゃなくて、予選突破に貢献した選手だったり、一緒にトレーニングした選手はたくさんいる。僕もオリンピックやワールドカップ(選考)で悔しい思いをしているので、彼らの気持ちも分かっているつもりだし、彼らのためにも、というのはちょっと違うと思うけど、責任を持たなきゃいけないなと。その責任は重いなと自分自身思っています」

「日本が勝てるように、そのなかで一つの駒になれるように」

 原口はアジア最終予選で4ゴールを決め、敵地UAE戦(2-0)の前には相手国のメディアから日本のエースとも称された。サイドを主戦場に労を惜しまない豊富な運動量でチームを助ける男は、チームのために働く姿勢は変わることがないと強調する。

「本当に日本が勝てるように、そのなかで一つの駒になれるように。別に目立った活躍でなくてもいいので、日本代表が勝つための一人になれたらいいかなと思います。もちろんその、(得点という)数字がついてきたらいいですけど。たくさん走って、チームのために働くのが大前提としてあるし、その走った先にボールが来れば決められると思うし、それを信じて走りたい」

 30日の国際親善試合ガーナ戦(0-2)で西野監督が導入した3バックシステムでは、原口は右ウイングバックに入った。同システムでも2シャドーの一角としても有力な存在であり、4バックに戻ればサイドアタッカーとして従来通りの役割も果たせる。そうした攻撃のポリバレント性もまた、西野監督にとっては貴重だろう。

 原口は、23人選出を「第一段階としてしっかり代表に選ばれた」としたうえで、ここからは6月19日のグループリーグ初戦コロンビア戦にフォーカスしている。

「監督もミーティングで、このキャンプは3バックとかトライする時間だけど、ここからはコロンビアに行くよとは言っていたので。初戦に対しての準備が始まるのかなと思っています」

 ちょうど4年前の6月、原口は中学時代から所属したクラブである浦和レッズを離れ、世界に飛び出した。その4年間の成長と経験を、ロシアの地で花開かせてくれるはずだ。

轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada

最終更新:5/31(木) 19:02
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