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難民キャンプで唯一の情報源「図書館」存続への訴え

6/1(金) 21:48配信

オルタナ

「本を読むことで子どもたちは世界とのつながりを感じていられる」――タイ国境ミャンマー(ビルマ)難民キャンプに暮らす人々は、基本的にその敷地外へ出ることができない。国境沿いの難民キャンプ9箇所中7箇所ではネット環境も制限されている。(公社)シャンティ国際ボランティア協会は難民キャンプで唯一の情報源とされる図書館の存続を賭け、現在クラウドファンディングに挑戦中だ。(Readyfor支局=浦田 優奈)

日々膨大な情報が行き交う時代になった。

テレビ、ラジオ、新聞といったマスメディアに加え、近年インターネットやスマートフォンの普及が著しい。周囲には常に情報が溢れており、欲しい情報を自ら探すのが当たり前、多くの人がそんな生活を送っているのではないだろうか。

ところが、この地球上にはそう簡単に情報収集ができない環境もある。その一つがタイ国境の「ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ」だ。難民キャンプに暮らす人々は基本的にその敷地の外へ出ることはできない。ましてや、国境沿いの難民キャンプ9箇所中7箇所ではネット環境も制限されている。

そんな環境で暮らす彼らにとって、特に子どもたちとって、唯一の情報源は、図書館にある「本」なのだ。彼らは、本を読むことだけで、「世界と繋がっている」のだという。

※シャンティ国際ボランティア会は、クラウドファンディングサービス・Readyforによる国際協力活動応援プログラム「Readyfor VOYAGE」でクラウドファンディングに挑戦中です!ご支援の受付は6月29日(金)23時まで!
<詳しくはこちら(https://readyfor.jp/projects/2018brc)から>

誰かの真似ではなく、自分で切り開いていきたい

(公社)シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)は、1981年の設立以来、アジアにおいて教育・文化支援や緊急救援の活動を行ってきた国際協力団体だ。

現在、その一員として活動を行う菊池礼乃(あやの)さんも、学生時代から国際協力へ強い関心を抱いていた。2006年に大学を卒業し、社会経験を積むために一般企業に就職した。2年半ほどで退職し、本格的に国際協力への道に進むことに決めた。

学生時代から、一般企業で数年働いたら国際協力の道に行き、20代のうちに開発途上国で働こうと決めていた菊池さん。だが、実際に会社を辞めた時には、「人生のレールから大きく外れてしまった」と不安を抱いたと明かす。

しかし、「一回きりの人生、誰かの真似をするのではなく、自分の力で切り開いていこうと思った」と活動の裏に隠された強い想いを口にした。

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最終更新:6/1(金) 22:16
オルタナ

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