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【月刊『WiLL』(7月号)より】朝鮮のたかりグセに要注意

6/8(金) 9:06配信 有料

WiLL

朝鮮を押しつけられた日本

石平 高山さんと改まって対談するの、実は初めてですね。
高山 そう言えば、そうか……。いつも飲んでいるだけだったんだ(笑)。
石平 それはともかく、平昌五輪以来、北朝鮮は「ほほ笑み外交」を展開し、米中二大国が翻弄されているように見えます。
高山 石平さんの新著『結論! 朝鮮半島に関わってはいけない』(飛鳥新社)を読みました。朝鮮半島というところは、たとえると「スモールブラックホール」みたいなところに見えてくる(笑)。
石平 そうかもしれません(笑)。
高山 あるいはトリモチとか、なんか瞬間接着剤的にまとわりつかれて、気がついたときは危険な地域だとも言える。
 ちょっと触れると、ズルズルと引きずり込まれて、抜け出せなくなってしまう。
石平 事大主義なんですよ。国として自立性をもたず、支配的な勢力や風潮に迎合して自己保身を図ろうとする態度・考え方です。
高山 そう。でも事られる「大」の方が振り切れない。巻き込まれてしまって、戦争をやったりしているのに、当事者のはずの朝鮮の方は、傍観者然としてのんびりやっている。日本もそうやって巻き込まれた。
 地政学的に言うと、朝鮮半島は日本の脇腹に突き付けられた匕首みたいな存在だ。アメリカにとってのキューバも同じ。それで西郷隆盛の征韓論あたりから、日本は朝鮮にホントに神経を使ってきた。
 半島の安定が日本の安定につながると勘違いした。朝鮮はそういう日本の心理を利用して、日本にまとわりついてきた。それで結果的に清国やロシアと戦わざるを得なくなってしまった。
石平 日本にとっていいことは何もなかったんですよ。植民地から収奪するどころか利益を与えて、損するばかり。
高山 その二つの戦争を経て、日本は朝鮮の本質に気が付いていったんじゃないかと思う。その大いなるきっかけが、1905年、セオドア・ルーズベルト大統領が「日本に朝鮮半島を任せる」と言ってきたことだ。ルーズベルトは李氏朝鮮にあった米国の公使館・領事館を全部引き揚げてしまった。「お前ら、自分自身で国を統治する能力がないんだ。日本にすがって生きていけ」と、実際に李氏朝鮮に言っている。
 ルーズベルトは日本に対しても、ラドヤード・キプリングの詩「白人の責務」(The White Man's Burden)を引用して、白人に未開人を導く神聖な使命があるように、黄色い日本人にも未開の黄色人を助ける黄色い重荷があるんだと言ってきた。
石平 日本に朝鮮を押しつけたわけですね。
高山 伊藤博文は、朝鮮を抱えるのは危険と判断し、元駐日米公使ダーラム・スティーブンスに協力を求め、1905年から10年までの五年間で、朝鮮にさまざまな投資をして自力で国をやっていけるようにお膳立てした。ほとんど古代みたいな国に道路や鉄道、港などインフラを整備し、さらには学校も建て、「ハングル」と呼ぶ文字も与えた。
 莫大な投資だけれど、こんな厄介な国を抱えるよりはるかにましと考えたからだ。
 ところがその最中、一時帰米したスティーブンスがサンフランシスコで記者会見して「日本がやっていることは朝鮮の民にはとてもいいことだ」と語った。
 その記事を両班あがりの朝鮮人四人が見て激怒し、スティーブンスを袋叩きにした。
 さらに翌日、彼がフェリーに乗ろうと波止場に行ったところを別の朝鮮人が襲って射殺してしまった。 本文:10,355文字 この記事の続きをお読みいただくには、WiLLプレミアム on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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高山正之(ジャーナリスト)、石平(評論家)

最終更新:6/8(金) 9:06
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