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籠池泰典&諄子夫婦が虎視眈々と狙う「安倍夫婦への逆襲」

6/10(日) 10:02配信

FRIDAY

「保釈金1500万円は親族が中心となってかき集めたようです。友人や支援者らから借りたみたいですね。籠池夫妻は保釈された当初こそ疲労困憊の様子でしたが、1週間ほど経ち徐々に元気を取り戻してきています。復活への第一歩として、まずは『先祖の墓参りに行きたい』と言っています」(籠池夫妻の知人)

 5月25日、森友学園前理事長の籠池泰典氏(65)と諄子(じゅんこ)氏(61)が保釈された。大阪府・市と国の補助金約1億7700万円をだまし取ったとして、昨年7月31日に詐欺容疑で逮捕されて以来、約300日ぶりに“自由の身“となった。

「本人たちはいま、何も職がない状態。自宅も差し押さえられており、夏頃には強制競売にかけられてしまう。長女の籠池町浪(ちなみ)さんが理事長を務める森友学園も民事再生手続き中ですし、そもそも事件に関わる人物ということで、町浪さんと会うのは裁判所から禁止されている。今後の弁護士費用をどうやって支払っていくかが、夫妻にとって直近の課題です」(前出・知人)

 ただそれでも、保釈したその足で開いた会見では、長期勾留を「国策勾留だ」と断じ、安倍晋三・昭恵夫妻についても「本当のことを言ってほしい」と強調した籠池夫妻。保釈金同様、弁護士費用も何とかかき集めて法廷闘争に臨むつもりだというが、そもそも、「詐欺」で逮捕されたこと自体が不自然だと語るのは、弁護士の郷原信郎氏だ。

「本来、国の補助金の不正受給であるならば『補助金適正化法違反』が適用されるはずです。にもかかわらず、籠池夫妻は詐欺容疑で逮捕・起訴された。これは極めて異例で、何らかの政治的な意図が働いていたとしか考えられません」

 籠池氏が「逆襲」の機会を虎視眈々とねらっていることは、勾留中の態度からも明らかだったという。

「籠池さんは超がつくほどの『記録魔』。大阪市の職員との面会にしろ財務局との折衝にしろ、ありとあらゆるものを記録に取っていた。逮捕にあたって証拠品はすべて押収されていますが、籠池さんだけが知る『記録』はまだ残っているかもしれない。官邸はそれを恐れたため、長期勾留してすべて聞き出そうとしたんでしょう。しかし、勾留中の取り調べに対し、籠池さん夫婦はそろって黙秘を貫いたんです」(全国紙社会部記者)

 森友問題に詳しいノンフィクション作家の菅野完氏が語る。

「長期勾留は政権による口封じだと思わざるを得ません。籠池氏のことは証人喚問しておいて、加計孝太郎理事長は呼ばないというのもおかしいでしょう。安倍首相の言動の歪(いびつ)さに気づき始めている国民は多いはずです」

 幽閉からシャバに戻った男が、崩壊寸前の政権にトドメをさすかもしれない。

(FRIDAY6月15日号)

最終更新:6/11(月) 11:13
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