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羽生結弦のベスト・ショットは「アセる表情」!

6/12(火) 20:14配信

GQ JAPAN

5月25日からはじまったフィギュアスケートのアイスショー「ファンタジー・オン・アイス2018」。羽生結弦の見せ場はどこだったのか? ベスト・ショットを切り取った、スポーツ・フォトグラファーの田口有史がリポートする。

羽生結弦のベスト・ショットは「アセる表情」!

フィギュアスケートのアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」でオフィシャル撮影をするようになって今年で3年目になった。このアイスショーでは羽生結弦選手はもちろん、ハビエル・フェルナンデス、さらにエフゲニー・プルシェンコなど、オリンピックや世界選手権で活躍するトップスケーターが一堂に会す。開幕から追っかけているメジャー・リーグの撮影を一時中断、僕は5月25日からはじまる幕張公演に合わせて帰国した。

「ファンタジー・オン・アイス」の見どころは、アーティストの生演奏とスケーターのコラボレーションにある。そもそもフィギュアスケートはプログラムに沿って演じる競技だけに、他のスポーツと違ってスケーターが次に何をするのか、予測に基づいてポイントを決めておくことができるのが撮影する側にとっての魅力だ。

幕張公演での羽生結弦選手は、歌手のCHEMISTRYとコラボレーションした。曲は「Wings of Word」。本番前の練習で振り付けを確認して、撮影しようと思ったポイントがこの写真だ。歌詞は「泣いている顔も綺麗でアセるよ」という部分。ターンをしながら手で顔を覆うような仕草。隙間から見える「アセる表情」をアップで狙った。

スケーターが表現したいものを伝えるにはどの瞬間を切り取るべきか。アイスショーならではの美しい照明を活かしながら完成図を構想する。僕が帰国直前まで追いかけていたメジャー・リーグとはまた違った撮影の楽しみが、フィギュアスケートにはある。

文と写真・田口有史

最終更新:6/12(火) 20:14
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