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【日本代表】乾貴士の理想はバルセロナだが「今の代表の感じを考えると…」

6/12(火) 11:30配信

SOCCER DIGEST Web

「まずはみんなで守備を頑張ることが大事」

 パラグアイ戦はスタメンが予想される乾貴士は、いかに戦っていくべきかを、すでに頭の中でイメージができているようだ。とにかく「守備の部分を徹底してやらないといけない」と強調する。
 
 それはなにもベタ引きして守る、という意味ではない。「前にプレッシングに行った時、どういう奪い方をして、そこから攻撃に繋げるというのが一番、いい形になると思う」というのが真意だ。
 
 もちろん、スペインで着実な進化を遂げているアタッカーの乾は、より攻撃的に行きたいと考えているはず。「理想はバルセロナみたいに崩して、崩して」ゴールに迫りたい。
 
 だが、現実から目を背けるわけにはいかない。
 
「今の代表の感じを考えると、まだ難しいと思います。急造なので、それをやりたい気持ちはありますけど、まずはみんなで守備を頑張ることが大事になってくると思います」
 
 繰り返しになるが、後ろに重心をかけるような戦い方はよしとしない。「攻撃的な守備をやるというか、それが大事」になってくるという。
 
 敵エンドでマイボールにすれば、相手ゴールは近い。「良い位置で取れれば、決定的なチャンスが増える」。今はまだ、その回数自体が少ないが、「それを増やしていかないと厳しい」と危機感を口にする。
 
 アグレッシブな守備でボールを奪い、いかに崩しにかかるか。独力での突破に定評のある乾だが、もちろんコンビネーションでの崩しも意識している。かつてC大阪でもチームメイトだった“トップ下”香川真司とは息の合った連係を見せ、ふたりの関係性は西野ジャパンのひとつの武器になるかもしれないが、乾は香川とのコンビについてこう考えている。

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「(サイドの自分が)中にいすぎても真司のスペースを潰すだけですし、他の選手が入ってくるスペースを潰すだけなので、ピッチを広く使わないと意味がない。スタートポジションは外からやっていきたい」

守備を優先に考えつつも、仕掛けのアイデアは多彩

 主戦場はあくまでもサイド。そこから「タイミング良く中に入っていくこと」はもちろん、「サイドバックとの連係」も重視する。
 
「そのへんを意識して、自分は今までやってきているつもりですし、特にスペインに行ってからは、そういうことを学んでいる。
 
 みんなが右サイドで作っている時、左サイドがフリーっていうことを共通意識として持ってくれれば、ロングボール一発でフリーになれる。そこから(酒井)高徳、(長友)佑都くんとか、サイドバックの選手が上がってこれたら2対1の状況も増える。
 
 そういったところでチャンスも増えるので、それはみんなで共通意識を持ってやっていければいいかなと思います」

 守備にプライオリティを置きつつも、仕掛けのアイデアは多彩な乾のハイパフォーマンスを期待したい。
 

最終更新:6/12(火) 12:13
SOCCER DIGEST Web

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