ここから本文です

子アライグマが高層ビルの外壁に ミネアポリスは失神寸前

6/14(木) 15:12配信

ニューズウィーク日本版

米ミネソタ州ミネアポリスの住民は、都会では滅多に味わえないスリルを味わった。アライグマが、ビルの外壁をよじのぼっていくのだ。もう飛び降りるには高過ぎる。あとは屋上まで登る知恵があることを祈るしかない

12日の火曜、アライグマが25階建てのUBSビルの外壁を登りはじめた。どんどんどんどん高く登り、その姿は小さい点のようだ。ビルの中からも地上からも「もうこれ以上耐えられない」「心臓マヒを起こしそう」との声が上がる。
(捕獲されそうになって逃げた先が、高層ビルだった)

動画と画像を見る

人々がアライグマの姿をじっくり近くで見られたのは、18階の法律事務所の窓枠で休んだとき。ガラス越しにこちらを見るアライグマはまだ子供で、不安そうな顔をしている。「中に入れてあげて」「水をあげて」と狂ったようにツイートがくるが、残念ながらこの窓は開けられない。
(18階の窓枠で休むアライグマ)

25階の屋上には救出のプロがきているが、ロープなどを使って水や餌を降ろすことは危険と判断。驚いて転落したらそれまでだ。屋上まで来るのを待つしかないという。

アライグマが心配でたまらない人々は悲鳴を上げた。
(窓ガラスをカットしたらどうなの?もう耐えられないわ)

(もう見ていられない。かわいそうな子!)

(この子のことが心配でおかしくなりそうだ)

(オクラホマ州にいるんだけど、こっちも変になりそうだ。今どうなってる?)

夜中、昼寝から覚めたアライグマはまたビルを登り始め、水曜未明に屋上に到着。高級キャットフードと水をもらって保護された。屋上に登ることを知っていてよかった。

マリア・ペレス

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ニューズウィーク日本版

CCCメディアハウス

2018-6・26号
6/19発売

460円(税込)

他の日本のメディアにはない深い追求、
グローバルな視点。
「知とライフスタイル」のナビゲート雑誌。