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【婦人科Q&A】生理前のひどいむくみ、予防策はある? [mi-mollet]

6/14(木) 14:00配信

講談社 JOSEISHI.NET

Natureさんからの質問

Q.生理前の浮腫がひどいのですが何か予防策があったら教えてください。
40代後半です。生理前の浮腫がひどいのが悩みです。体重が2kgくらい増えてしまい、ウェスト辺りもかなりサイズアップし、普段のお洋服も入らなくなります。最近生理不順になってきており、2ヶ月ぶりに生理が来たときにはとくにひどい浮腫が出ました。顔も浮腫むので、人と会うのも嫌になってきます。当帰芍薬散は服用してみましたが、そこまでの効果は実感できませんでした。週1~2回のヨガなど、少ないながらも運動の時間もとっています。病院に相談に行っても、「たまに浮腫んでも元に戻るなら気にする事はない」と言われそうで、どこにも相談できずにいます。何か対策はありますでしょうか?

特別ゲスト 松村圭子先生の回答

A.水分を控えるのではなく塩分を控えるようにしてください。
女性ホルモンのプロゲステロンには水分保持の作用がありますから、プロゲステロンが増える生理前に浮腫むという女性は多いものです。できる対策としましては、塩分を控えることがオススメ。体内の塩分濃度が薄まりますと、水分で薄める必要がなくなるため、体は水分を排出するのです。浮腫むと水分の摂取を控える方が多いのですが、水分をとらないと体内の水分代謝が悪くなって、かえって浮腫みやすくなります。ですから控えるのは水分ではなく塩分。このことを覚えておいてください。
他にできることは、やはり血行を良くすること。血流が滞るとむくみを引き起こしてしまいます。冷えは血行不良の素ですから、シャワーですまさず湯船にきちんと浸かったり、運動量を増やしたりなどされてください。そういった生活習慣に気をつけられるだけでも、かなり改善するのではないかと思います。
漢方薬も効果がありますから、自分に合うものを探されるのも良いかと思います。Natureさんが試された当帰芍薬散は、浮腫などの“水毒”に有効ですからオススメですが、残念ながらNatureさんには合わなかったようですね。漢方薬は症状と体質によって合う、合わないがありますから、漢方に詳しい医師に相談されて、自分に合うものを見つけられてください。

いかがですか?
松村先生の回答、ぜひご参考になさってください。

PROFILE

松村圭子(まつむらけいこ)
1969年生まれ。広島大学医学部卒業。広島大学産婦人科学教室入局後、2010年に成城松村クリニックを開業。「女性にとって身近で気兼ねなく相談できる生涯のかかりつけクリニック」を目指して、婦人科診療とエイジングケアの最先端治療をおこなっている。また『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』(東京書店)、『女性ホルモンを整えるキレイごはん』(青春出版社)など著書も多数。