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「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」の結末は?デュマの原作は希望に向かう

6/14(木) 12:40配信

Wedge

 ディーン・フジオカがフランスの作家であるアレクサンドル・デュマの原作に挑む、フジテレビ「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」が、最終回(6月14日・夜9時)を迎える。

 デュマの代表作の長編である「モンテ・クリスト伯」のラストは、主人公が高らかに言い放って幕を降ろす。

 「待て、しかして希望せよ」

 ナポレオン戦争を時代背景として、漁師のエドモン・ダンテスは美しい婚約者・メルセデスとともに幸せな日々を過ごしていた。しかし、友人たちに無実の罪を着せられて、孤島の獄に15年も閉じ込められた。獄中で出会った神父から数か国語を教えられるなど教養とマナーを身に着けたうえ、孤島を脱出し神父から教えられた名門家の財宝を手に入れて「モンテ・クリスト伯」として、復讐に立ち上がる。

舞台をフランスから日本へ

 「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」は、脚本の黒岩勉が舞台をフランスから日本に翻案。主人公のモンテ・クリスト・真海に生まれ変わって復讐に燃える、漁師の柴門暖にディーン・フジオカが起用された。婚約者の目黒すみれには、映画「桐島、部活やめるってよ」(2012年、吉田大八監督)で美少女として鮮烈なデューを果たした山本美月が。

 金融ファンドの代表者である、入間貞吉(伊武雅刀)はラデル共和国の反政府勢力のテロリスト集団である「ククメット」に資金を提供している。暖(ディーン・フジオカ)が乗り組んだ漁船がラデル共和国に寄港した際に、船長がククメットから入間に宛てた英文の手紙を預かる。船が嵐に遭難して船長が亡くなる前に、その手紙を暖に託した。船主によって、暖は次の船長に指名されている。そして、美しい婚約者のすみれ(山本美月)がいる。

 暖を妬んだ、友人で漁師の神楽清(新井浩文)と俳優修業中の南条幸男(大倉忠義)、先輩で地上げ屋の寺角類(渋川清彦)は、暖とテロリスト集団のククメットとつながりがあるように工作する相談をする。南条が密かに警察に通報する。

 ククメットの日本の資金源を追っていた、警視庁公安部の入間公平(高橋克典)は、ククメットの手紙の宛先である貞吉(伊武)の長男であった。公平は、暖から手に入れた手紙を焼き捨てて、暖をラデル共和国に送る。英語が理解できずに、手紙の中身も知らないままに、暖は拷問を受けて資金源の名前を執拗に聞かれるが、答えられるわけがない。

 暖が罠にはまったことを明らかにしたのは、獄中にあったラデル共和国の元大統領のファリア・真海(田中泯)である。ファリアからさまざまな語学と学問を暖は学び、ファリアが死ぬとその死体と入れ替わって布袋に入って、海中に投げ出され布袋を切り裂いて脱出に成功する。シンガポールのプライベートバンクでファリアの財産を引き継いで、日本に向かったのである。

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最終更新:6/14(木) 12:40
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