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ホームラン歴代3位・門田博光の「清宮幸太郎分析」がおもしろすぎる

6/18(月) 8:30配信

webスポルティーバ

 ゴールデンルーキー・清宮幸太郎(日本ハム)の動向に注目しているのは、マスコミやファンだけではない。NPB歴代3位の567本塁打を記録した希代のアーチスト・門田博光もその1人だ。

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「久しぶりに見たい選手が出てきたわ」

 門田から清宮への興味を聞いたのは5月初め。2日に一軍昇格し、そこから連続試合安打を続けている頃だった。やがて “待望のプロ1号”の話になると、門田が「いつ出ると思う?」と尋ねてきた。

「そろそろでしょう」と、根拠のない曖昧な答えすると、門田は「西武戦やと思うとるんや」と返してきた。日本ハムの日程を確認すると、西武戦はそこから3カード目(5月15、16日)と離れていたが、その理由が面白かった。

「これだけ注目されているルーキーに打たれたくない、というのがプロのピッチャー心理や。そのなかで『打てるもんやったら打ってみぃ!』という感じで投げてくる投手がどこにおるか。外、外、変化球、変化球より、強気に攻めてきた球がちょっと甘いところに入ってきたら、それをガツンや」

 その頃、西武はパ・リーグの首位を走り、投手陣も開幕前の予想を覆し好調だった。そこで門田はもっとも攻めてきそうなチームを西武ととらえ、なかでも「主力クラスが投げてきたときはチャンス」と見立てたわけだ。

 現役時代、各球団のエースたちが血気盛んに投げ込んできたボールをことごとく弾き返した門田ならではの初アーチ予想だった。

 結果は……というと、門田と話をした2日後の京セラドームでのオリックス戦で、ディクソンから第1号を放った。

「西武じゃなかったな。外国人ピッチャーの真ん中あたりのスライダーか。日本人のピッチャーなら、ああいうボールはなかったと思うけどな」

 この第1号以降、清宮のバットは沈黙。打率も1割台にまで落ち込み、交流戦スタート直前の5月28日に二軍降格となった。

 ところが、降格初戦でいきなり2発を放つなど、ファームで本塁打を量産。6月17日現在、27試合の出場でイースタンリーグトップとなる13本塁打を放ち、高卒ルーキーとしては出色の数字を残している。

 そんな清宮について、門田ならではの視点で、あらためてホームランアーチストとしての魅力を口にした。

「彼はね、柔らかい背中を持っとるでしょ。あれがあるから強いスイングができるし、距離も出せる。ワシの好きなタイプなんや」

 門田は打者を語るとき、背中を話題にする。

「ええバッターは背中が柔らかくて強い。特にオレらみたいな体が大きくない選手が強いスイングをして打球を飛ばそうと思ったら“これ(強くて柔らかい背中)”がいるんや。清宮は身長が180センチを超えとるらしいけど、左中間に打ったときなんか背中がしなって、ほんまええ形しとる」

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