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日本はコロンビア戦の「超ラッキー」を認め、セネガル戦はミス減少を

6/20(水) 18:20配信

webスポルティーバ

 これだから、サッカーは面白く、そして怖い。

 日本は、昨年9月のワールドカップ出場権獲得以降、ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督のもと、本大会へ向けて強化を続けてきたが、勝利どころか、得点を挙げることすらままならず、今年4月、ついに前監督を解任。西野朗監督が新たに就任し、ベテラン勢を数多く招集して再出発を図ったが、チーム作りはやはり付け焼き刃の感が否めなかった。

【写真】W杯で対決。香川真司とレバンドフスキの7年

 ところが、だ。

 率直に言って、期待薄だったグループリーグ初戦で、日本はコロンビアを2-1で下した。4年前に1-4の完敗を喫した相手から、(あくまでも準備の過程から言うと)まさかの勝ち点3獲得である。

 先制しながら前半のうちに同点に追いつかれ、嫌なムードになりかけたが、後半にしっかりと勝ち越したのだから、価値ある勝利と言っていい。

 開始6分という早い時間に先制したことで、前半は「少し後ろに重心がいきすぎた部分があった」とキャプテンのMF長谷部誠。だが、後半は、「ボランチが少し前に出て、シンジ(MF香川真司)も、サコ(FW大迫勇也)も、我慢して(高い位置にポジションを取ることで)深みを作ることを意識した」という。

 その結果が、後半28分、CKから生まれた大迫の決勝ゴールである。長谷部が続ける。

「どこでチャレンジのパスやドリブル、スピードの変化を入れるかというのを、ハーフタイムにみんなで話していた。そこはリスク負っていこうよ、と。それがいい形でできたときは、チャンスになっていた。(CKにつながるシュートを放った)ヒロキ(DF酒井宏樹)も惜しかったが、それもサイドバックがあそこまで入っていったから。少しずつ(相手に)圧力をかけていけたんじゃないかとは感じる」

 長谷部が、「しっかりとハーフタイムに修正して結果を出せたのは、大きな前進」と胸を張れば、西野監督も「運動量も含め、ハーフタイムの修正力、対応力でコロンビアを上回れた」と選手を称えた。

 とはいえ、冷静に振り返れば、かなりの運が日本に味方してくれた試合でもある。

 試合開始早々の3分にして、何でもないロングボールから相手DFの軽率な対応に乗じて大迫が抜け出し、GKと1対1になるビッグチャンスを得た。

 FWなら絶対に決めてほしい場面ではあるが、一方で、これを大迫が決めていたら、日本に”1点を取るだけ”だった。

 ところが、大迫のシュートがGK正面をついたことで、はね返ったボールを香川がシュートするに至り、結果的にMFカルロス・サンチェスのハンドを誘った。日本は香川がPKを決めて1点を取ったうえに、カルロス・サンチェスをレッドカードによる退場へと追い込んだのである。

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