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ストレスを武器に変える「3つの具体的視点」

6/20(水) 8:00配信

東洋経済オンライン

ストレスは有害なものと思われがちですが、上手に働かせることによって、ポジティブなエネルギーへと変えられます。たった3ステップでつらくて仕方ないストレスを味方につける方法とは? ――人間の心理に詳しい『ストレスを操るメンタル強化術』の著者でもあるメンタリスト DaiGo氏に解説してもらった。

■ストレスは3ステップでエネルギーに転換できる

 ストレスには、体をむしばむ効果も確かにありますが、一方で自分を奮い立たせて集中力を上げたり、テストのスコアを上げたり、免疫力を高めたりする効果もある、ということが、最近の研究によってわかってきました。

 そして、ストレスを味方につけるためには、ストレスをいい方向に働かせる必要があります。そのためには、ストレスに対する考え方、感じ方を変えていくこと。これによってストレスの中に希望を見出していけばいいのです。

 「本当にそんなにうまくいくのかな?」という疑問を感じる人もいるでしょう。

 ストレスを力に変える、ストレスを味方につけるといっても、実際にストレスを受ければつらく、苦しいのは当然です。

 今、実際にストレスを感じ、メンタルが弱っている人でも使える現実的な方法でなくては意味がありません。

 そこで、心理学者アリア・クラムが提唱している実践的な方法を紹介しましょう。この方法を使えば、簡単な3ステップでストレスを利用できるようになります。特に強いストレスを感じたときに有効で、やるべきことはごく簡単です。

ステップ1:ストレスによって自分の体に起きている反応を冷静に観察する
 まず1つ目は、ストレスが自分にかかったことを認識すること。その上で、

 「自分は今、ストレスを感じて、体がこういう反応をしている」

 と考えるのです。

 たとえば、頭にカーッと血が上っている。心拍がドキドキバクバクと激しくなっている。胃が痛くて、吐き気がする。甘い物がほしい。口の中がやたら渇いている。視線がキョロキョロしている。オドオドした態度になっている……など、体に表れたストレス反応のすべてを認識してください。

 ストレスを感じると、どうしてもその要因だけに気を取られがちです。クレームを受けるときには相手の言葉に注意が集中してしまいますし、締め切りの迫った仕事が積み上がっているときには、さまざまなタスクのことで頭がいっぱいになってしまいます。

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