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欧州車を超えることがクラウンの正しい道なのか?──新型クラウン プロトタイプ試乗記

6/21(木) 20:41配信

GQ JAPAN

ユーザーの平均年齢は約66歳。2013年には年間で8万2000台以上が売れていたのに、モデル末期とはいえ2017年は3万台を割り込んだ。国民の憧れの的だったトヨタ・クラウンはどうなる!? 間もなく正式に発表される次期型クラウンのプロトタイプに試乗した。

【写真を見る】新型クラウンの全貌

「あれ、消えてる? 間違いなく消えている!」

新しいトヨタ クラウンのプロトタイプに試乗して最も強く印象に残ったのが、「消えている」ということだった。クラウンから何が消えたのか、順を追って説明したい。

2017年11月の東京モーターショーで、トヨタは15代目の新型クラウンをお披露目した。そして6月上旬、そのプロトタイプの試乗会を、日本サイクルスポーツセンター(静岡県・修善寺)というクローズド・コースで開催した。

普段は自転車が走行する1周5km のコースは、所々に舗装の荒れた部分があるうえに、テクニカルなコーナーも数多い、なかなかタフなコースだ。コースのホームストレートに、クラウンのプロトタイプがずらりと並ぶ。

エクステリアのデザインの印象は、東京モーターショーで初めて見た時から変わらない。押し出しの強さや重厚感より、シュッとしたエレガンスを狙っている。かつてのクラウンが、政治家や銀行家が着るようなボックスシルエットの“エバり”が効いたスーツだとすれば、新型はウエストをギュッと絞った細身のスーツだ。

新型では、これまでフォーマル仕様の「ロイヤル」「マジェスタ」、スポーティ仕様の「アスリート」、と3本立てだった車種体系が、「クラウン」ただひとつに絞られた。“ワン・クラウン”である。ただし、「アスリート」に代わるグレード「RS」を、各パワートレーンに設定した。

試乗会に用意されたパワートレーンは、以下の3種。1.現行トヨタ カムリに用いたものを後輪駆動用に仕立て直した2.5リッター直4エンジン+モーターのハイブリッド、2.レクサスLSにも搭載する3.5リッターV6エンジン+モーターのハイブリッド、3.スポーティな位置付けとする2.0リッター直4ターボエンジン。噂のPHV(プラグ・イン・ハイブリッド)モデルは、少なくともこの試乗会では登場しなかった。

今回のプロトタイプ試乗会では、グレードやスペックの詳細は発表がなかった。このリポートは試乗インプレッションの第一報をお伝えするにとどめ、目玉のひとつであるコネクティッド機能など、詳細は追って報告したい。

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最終更新:6/21(木) 20:41
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