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【藤田俊哉の目】現地解説で衝撃!! 難敵のセネガル戦、私が推すスタメンは3バックで…

6/21(木) 17:11配信

SOCCER DIGEST Web

コロンビア戦で数的優位に立てたのも、高い集中力で試合に入れたから

2か月前の解任劇などがあって、チーム作りは決して順調とは言えないなか、日本はロシア・ワールドカップの初戦で強豪コロンビアから勝点3を奪った。

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 初戦という極めて緊張感の高いゲームにおいて、日本は西野監督就任以来、初めて先制ゴールを奪って理想的な展開へと持ち込むことができた。もちろん、数的優位に立ちながら同点に追いつかれたことは課題として残るが、それでもセットプレーを生かして4年前には1対4で敗れた相手にリベンジを果たしたのだ。目標としていた白星発進ができたのだから、これ以上ないスタートを切ったと言えるだろう。

 コロンビア戦のターニングポイントは言うまでも開始3分のプレーだ。迎えたビッグチャンスでPKを奪い先制点を手にしたばかりではない。コロンビアの守備の要がレッドカードで退場となった。このプレーで勝負の行方は大きく日本に傾いた。数的優位に立てたのも、高い集中力をもって試合に入ることができたから。言い換えれば、チームとしてしっかりとした準備ができた賜物だ。ランキングで言えば“番狂わせ”と言われてしまうが、立ち上がりの隙をついてコロンビアに致命的なダメージを与えた日本代表の集中力は賞賛に価する。

 ロスタイムで勝負が決まる試合があれば、こうして立ち上がりで明暗が分かれるゲームもある。サッカーとは本当に面白いスポーツだ。試合の入り方の重要性をあらためて証明したゲームだったとも言える。

 この日のMVPは大迫だろう。決勝ゴールのヘディングシュートは素晴らしかった。先制ゴールにつながる最初のビッグチャンスを演出したのも、大迫の積極的な飛び出しがあったからこそ。さらに言えば、ハメス・ロドリゲスの決定的シュートを間一髪のタイミングで防いだのも、彼の必死のスライディングによるもの。いまや日本の攻撃は、大迫のプレーの出来に左右されると言えるほど存在感がある。コロンビア戦で再度それを証明した。

 乾、原口の攻守に渡る活躍も光っていた。長友、酒井を含めた彼らの豊富な活動量によって、両サイドにおける攻守のバランスを保つことができた。クロスに対しての逆サイドの対応も良かった。
 
 PKを決めた香川。信じられないプレッシャーのなかで、冷静に決めてくれた。その後はマンマークに苦しみ、前半立ち上がり程の活躍は見られなかったが大きな仕事をした。

 柴崎はゲームに落ち着きを与えてくれた。もちろん彼らだけではない。この日は間違いなくチーム力の勝利だった。

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最終更新:6/21(木) 22:40
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