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前からだった「片山晋呉」の“でかい顔” サービス精神の欠如

6/21(木) 5:59配信

デイリー新潮

 賞金王に5度も輝いた過去の実績が、彼にでかい顔をさせてしまうのか――。招待客とのプレー中に、紳士らしからぬ態度で接したプロゴルファーの片山晋呉(45)。激怒した相手は嫌気が差して、プレーを取り止める事態に発展してしまった。が、なにもでかい態度は今回だけではなかった。

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 その前代未聞の“事件”が起きたのは、5月30日。「日本ツアー選手権森ビル杯」(宍戸ヒルズCC)の開幕前日に開催された、プロアマ戦でのことだった。

 ゴルフ担当記者が言う。

「片山選手とアマチュア3人の計4人でスタートし、1ホール目のグリーン上ですぐに問題は起きました。片山選手が、アマたちのプレーに目もくれず、自分のパッティング練習を行っていたというのです」

 さらに、全員がホールアウト後も、片山は練習を止めない。それどころか、“まだ前が詰まっているじゃないですか”とダメ押しの一言。翌日のトーナメント戦に備えてか、黙々と練習を行っていたという。

「そこで、アマチュアの1人が激怒し、プレーを止めてしまったのです。怒鳴り声は隣のホールにも響くほど。プレーヤーは、クラブハウスに戻ってから、受付で“青木会長を出せ”と怒りが収まらないようでした」(同)

ティーショット4、5発

 プロアマ戦には、大会スポンサーの関係者や取引先が参加。選手との親睦を深める、いわばファンサービスの一環で、大会維持のための重要なイベントになる。

 プロアマ戦の参加経験を持つ関係者によると、

「以前、彼のプレーを見たことがありますが、他人には関心がなく、パッティング練習は当たり前。ティーショットもOBでないのに4、5発打つことも。アマにアドバイスもしないし、プロアマ戦で一緒に回りたくない同伴プロの筆頭です」

 他の選手でも今回のような姿は珍しくないが、群を抜くのが片山だという。さらに、彼にはファンサービスの精神もないようだ。

 前出のゴルフ記者は、

「試合後、ギャラリーがクラブハウスで選手にサインを求めるのですが、片山は調子が悪いと、別の入り口から入ってしまう。そんな選手は彼ぐらい」

 ゴルフジャーナリストの児島宏氏によると、

「男子は、80年代のピーク時に46試合あった大会が、23試合に激減。その点、女子は38試合もある。違いは、ファンサービスをおろそかにし、スポンサー獲得に力を入れてこなかった結果です。女子は、アマチュアとは会話し愛想良く接するよう指導されていますが、男子は徹底されていなかった」

 そんな状況を打開しようと、男子ゴルフツアーを主管する日本ゴルフツアー機構(青木功会長)は、ここ数年プロアマ戦に力を入れてきた。その矢先に起きたわけで、機構は調査委員会を設置し、6月中にも処分を下す方針だ。日本プロゴルフ協会会長の倉本昌弘氏は、

「僕の見ている限り、彼は礼儀正しい人間ですが、過去にもプロアマ戦での振舞いについて悪い話を耳にしたことがあります。その時、誤解されないようにすべきだと伝えると、彼は“そんなつもりではない”と言っていました。今回の件は他人が自分の行動を悪く受け止める場合もある、ということを学ぶ機会。人間的にも成長して貰って名実ともゴルフ界の宝になってほしい」

 賞金を稼いで、でかい顔できるのもファンやスポンサーあってこそではないか。

「週刊新潮」2018年6月21日号 掲載

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最終更新:6/21(木) 10:45
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