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ZOZOって儲かってるの?専門家が分析!

6/22(金) 20:10配信

ライフハッカー[日本版]

2018年4月の新規求人倍率は2.37倍と、活況な転職市場。売り手有利ですが、安易に会社を選ぶと、「転職後に倒産してしまった」とか「成長性がなく仕事がつまらない」といった、最悪の事態が起こってしまうかもしれません。

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最近は転職口コミサイトなどでも情報収集をできますが、上場企業であれば実は誰でも手に入れられて、その会社の現状がわかるものがあるのです。それが、決算書です。

「難しいし、自分には関係ない」と思ったあなた。最近はビジネス誌でも決算書の読み解き方が特集されるなど、ビジネスパーソンの新たな教養になりつつあることをご存じですか?

ビジネススキルを高めつつ、転職先の会社の状況を正しく知ることができる決算書。今回は転職先を見極めるという視点から、実際の企業の決算書を例に、読み解き方を解説します。

決算書で会社の成長性、収益性、安全性を見極める

そもそも、なぜ転職に決算書の知識が必要なのか。グロービス経営大学教授でファイナンスに詳しい佐伯良隆(さえき・よしたか)氏は、「決算書には投資家に向けたウソのつけない数字が書かれているので、会社を丸裸にすることができます」と語ります。

特に、転職といった視点でみるときには、成長性と収益性を決算書から読み解くべきだと言います。確かに、成長しない会社に転職しても未来はないし、成長していても収益性が低くければ、給料も安くなってしまうでしょう。

「さらに重要なのは、決算の数字から、安全で倒産の恐れがないかを見極められること」と佐伯氏。つまり、決算書から1.成長性、2.収益性、3.安全性を読み解くことで、転職先に適しているかどうかを判断する材料になるのです。

「転職活動はその会社で働く従業員目線になりがちですが、その会社に投資するかどうかを考える株主目線で考えるのもひとつの手段。決算書を分析して、投資してもいいと思える企業は、長期的にみると働きたい企業と同じだと思います」(佐伯氏)

とはいえ、そもそも決算書を読んだことがないという人も多いことでしょう。佐伯氏は「決算書とは財務諸表のこと。会社の成績表みたいなもので、主に損益計算書、賃借対照表、キャッシュフロー計算書の3つがあります」と教えてくれました。

「損益計算書」とは、「収益(売上)」と「収益を上げるためにかかった費用」と「利益」の詳細を表すもの。佐伯氏によると「損益計算表は運動成績表と考えればわかりやすい。収益は身体を動かした運動量、費用は無駄な動き、利益はタイムなどの成果。無駄なく体を動かして良いタイムを叩き出すのが良いアスリート=会社です」とのこと。

「賃借対照表」は、「会社の資産」と「負債・純資産」の詳細を表すもの。単純にいえば、資産=負債(借金)+純資産(返済義務がない株主からの資金)となります。「賃借対照表は、健康診断書といったところ。資産が筋肉や脂肪にあたり、負債・純資産が骨格です。つまり、この内容をみれば、その体が脂肪まみれなのか、筋肉質なのかがわかります」と佐伯氏。

「キャッシュフロー計算書」は、売上や儲けを出すための「営業活動」と事業を大きくするための「投資活動」、お金が足りなくなったときに調達したり調達したお金を返したりする「財務活動」の詳細を表すもの。簡単にいえば、現金の出入りがわかります。佐伯氏曰く「キャッシュフロー計算書は、血液検査の結果。お金は会社の血液。体で十分な血液が作られないまま筋トレ(投資)しつづけると失血死、つまり倒産することさえあり得ます」。

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