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「お中元」はいつ贈ればよい? 時期や喜ばれる品物について解説

6/24(日) 7:10配信

オトナンサー

 夏にかけて、日ごろお世話になっている方へ贈る「お中元」。基本的に目上の方に贈るものであり、大人として失礼のないようにしたいものです。お中元を贈る時期や相手に喜ばれる品物など、印象的なお中元を贈るための基本マナーについて、企業やテレビなど各種メディアで「マナーの専門家」として活躍する西出ひろ子さんに聞きました。

お中元とは?

 お中元とは、中国の道教における祭日である「三元:上元(旧暦1月15日)・中元(旧暦7月15日)・下元(旧暦10月15日)」のうちの「中元」が起源だと言われています。これに、日本古来の、先祖を供養する「盆礼」の風習が融合します。盆礼も7月15日まで行われる風習で、これが江戸時代ごろに民間行事として盛んとなった後、親族や知人の家を訪ね、日ごろの感謝の気持ちを品物として贈るようになり、現在のお中元の姿へと変わっていきました。

 夏のあいさつとして定着しているお中元ですが、贈る時期は地域によって異なります。一般的には、7月初めから7月15日までとされているお中元ですが、地域によっては下記の期間を重要視する場合があります。それぞれの地域によっても、諸説あるのが現状です。

・北海道:7月15日~8月15日
・東北/関東:7月1日~7月15日
・東海/関西/中四国:7月15日~8月15日
・九州:8月初め~8月15日
・沖縄:旧暦の7月15日まで

 地域によってお中元の時期が異なるのは、お中元の起源にお盆の風習が深く関わっており、そのお盆の時期が地域によって異なるためです。お世話になっている方がどこに住んでいるかによって贈る時期が変わるため、自分の地域と違っても戸惑わないように確認しておくとよいでしょう。

お中元の「のし」

 お中元の「のし紙」はどのように書けばよいのでしょうか。

【のし紙は一般お祝い用】

お中元の品物に掛けるのし紙は、一般お祝い用のものにします。紅白、または赤と金色で印刷された5本(7本)の花結び(蝶結び)に、のしがついたものです。生ものにはのしがついていない掛け紙に水引が正式と言えますが、近年はそこまでこだわらない傾向にあります。不幸があった方へのお中元は、のし紙を控えた方が贈り手の配慮が伝わります。その際、包装紙も落ち着いた色合いにし、のしも水引もない白い掛け紙にするとよいでしょう。

【表書きは時期によって変わる】

地域ごとのお中元の期間内であれば、表書きは「お中元」や「御中元」です。関東のように7月15日までとされる場合は、それを過ぎると、立秋までは「暑中御見舞」になり、さらにそれ以降は「残暑御見舞」に変わります。また、相手との関係性などに応じて「暑中御伺い」「残暑御伺い」としてもよいです。

【名入れは基本フルネームで】

名前は、基本的にフルネームで書けば問題ありません。親や同じ名字の親戚であれば、姓ではなく名のみを書くと、親しさとスマートさを感じられます。会社として送る場合、社名と代表者の肩書きとフルネームを書いたり、社名だけを書いたりします。もちろん、相手との関係性や状況に応じて、代表者の名前ではなく、社名と部署名、肩書き、担当者名をフルネームで書く場合もあります。

【連名の名入れは3名まで】

連名で贈る場合、右側が目上、左側が目下になるように書きましょう。連名は3名までが一般的です。それ以上の人数の場合は、代表者の名前を書き、左に少し小さめに「外一同」と書くようにします。

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最終更新:10/12(金) 13:19
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