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「ポーランドに行って、僕の中でGKの概念が覆された」。ポーランドを誰よりも知る日本人選手、赤星貴文が体験した強豪国の本性

6/27(水) 12:21配信

footballista

Interview with
TAKAFUMI AKAHOSHI
赤星貴文(スパンブリー/タイ1部)


日本にとってそこまで馴染み深いとは言えないポーランドとそのサッカーについて語ってもらうのに、これ以上の適任者はいない。約5シーズン半にわたりポーランドリーグで活躍を続けた赤星貴文だ。サッカーに関することはもちろん、文化や気質など実際に肌で感じたポーランドの実像を語ってもらった。


インタビュー・文 高橋アオ
写真提供 赤星貴文


意外な性格の一致
(気質は)日本人と似ているなと思いました。
親日の人が多くて、日本人に優しかったです


── 赤星選手はポーランドで計5シーズン半プレーしました。ポーランドに行くことになった経緯から教えてください。

「2010年に海外挑戦を決断して、最初はラトビアで4カ月ほどプレーしました。そうしたら(当時ポーランド2部だった)ポゴニ・シュチェチンからトライアルの話が来て、3、4日で契約が決まりました。そんな感じだったので、詳しいことは全然わかっていなくて。代理人にいろいろ聞いたりもしましたけど、ほとんど何も知らない状態で行ったというのが正直なところです」


── 生活水準や国内の雰囲気はどういった感じなのでしょうか?

「東欧の中では、チェコとポーランドは裕福だと思います。チームメイトにウクライナ人選手がいていろいろ話を聞いたんですが、ウクライナからポーランドに出稼ぎに来ている人がたくさんいるそうです。ウクライナは国内で紛争があって今も混乱が続いていますから。その点ポーランドは安全ですし、街も綺麗です。クラクフとか凄く良かったですよ」


── ポーランド人の性格、気質はどうでしたか?

「日本人と似ているなと思いました、人見知りなところとか。シャイであんまり笑いはしないんですけど、フレンドリーで優しい。よくドイツ人と日本人が似ていると言われますけど、僕の印象ではドイツ人はかっちりしているイメージで、ポーランド人はそれと比べると素朴。親日の人が多くて、日本人に優しかったですね」


── スタジアムやクラブハウスなど、サッカーをする環境の面は?

「スタジアムに関しては、EURO2012を共催したおかげで日本より良くなったと思います。基本的にサッカー専用ですしね。クラブハウスはチームによるので一概には言えませんが、少なくともポゴニは悪くなかったですし、練習環境も良かった。ピッチは4、5面で天然芝だけじゃなくて人工芝もありました。アカデミーの中学生が練習するのもほとんどが芝でした」

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最終更新:6/28(木) 17:45
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