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ロードバイクが最強のダイエットアイテムな理由は「ミトコンドリア」にあり!

7/2(月) 19:00配信

エイ出版社

じつはロードバイクはダイエットに最適のアイテム。ロードバイクに乗れば、驚くべきスピードで “やせたい”という願望をかなえることができるのだ。ここでは、ロードバイクで引き締まった身体を手に入れられるメカニズムを検証する。

体脂肪を燃やすにはたっぷりの酸素が必要

体内には、ミトコンドリアというエネルギー産生工場のような器官があり、食品からとり込まれた糖や脂肪を材料としてエネルギーを生み出す。ミトコンドリアが糖を使用してエネルギーを生み出すときにはそれほど多くの酸素を必要としない。

いっぽう、脂肪の場合は多くの酸素を必要とする。そのため、体内の酸素が不足すると、ミトコンドリアは脂肪ではなく、糖を優先して使ってしまう。こういったメカニズムのため、脂肪を燃やすには体内に必要十分量の酸素を取り入れる必要がある。

そして、体内に酸素をとり入れられる運動が、有酸素運動だ。有酸素運動域を維持する目安は、会話ができる程度のスピードでできるだけ長時間走ること。いっぽう、息が上がるほどの強度の運動をすると、脂肪より糖の使用割合が高くなってしまう。

ダイエットを第一の目標とするなら、スピード控えめ、長時間ライドを習慣化するのが理想だ。

ミトコンドリア活性化で、ダイエット効果倍増

ダイエットを成功させるためには、ミトコンドリアが活性化されていることが必須となる。ミトコンドリアの活性化に有効なのが、インターバルトレーニングと呼ばれる、高強度と低強度の運動を繰り返すトレーニングだ。

たとえば、全力に近いスピードで自転車を漕ぎ、その後、ゆっくりペースに戻すという走り方を繰り返すだけでもミトコンドリア活性化できる。

ほかに、飢餓状態(適度な空腹感)をつくることも効果的。ミトコンドリアは、エネルギーが不足していると感じたときに活性化して、より多くのエネルギーをつくり出そうとするからだ。そのため、1日1回は腹がグーッと鳴るような状態をつくることがダイエットを効率化させる秘訣といえる。ただし、極端に食事量を減らすことはダイエットには逆効果。3食をきちんと食べ、間食を控えるようにしよう。

また、ミトコンドリアは背筋や太モモの筋肉(大腿筋)、お尻の筋肉(でん筋)など、ロードバイクを漕ぐときに使われる筋肉に多く含まれる。そのため、ロードバイクはミトコンドリア増量と活性化には非常に効果的だ。

ミトコンドリアは弱い負荷を長時間かけ続けることで発達する、遅筋に多く存在することもわかっていることから、ミトコンドリアの活性を促し、増量させることを目的にロードバイクに乗るなら、スピードを上げすぎずに走ろう。

ちなみに、不規則な生活、喫煙、過度の飲酒といった悪い生活習慣によって質の悪いミトコンドリアが増加することがわかっている。

(出典:『大人のロードバイク教科書』)

エイサイト編集部 楠田

最終更新:7/2(月) 19:00
エイ出版社

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