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ベルギー戦、命運握る日本初の「4人目交代」 延長戦突入でロシアに続く新ルール適用も

7/2(月) 21:26配信

Football ZONE web

西野監督は「PK戦に至る前に決着をつけたい」 延長戦を含めた120分勝利を見据える

 日本代表がロシア・ワールドカップ(W杯)で史上3度目となる16強の壁に挑む。2002年日韓大会、2010年南アフリカ大会に続く決勝トーナメント進出を決めたなか、現地時間2日にロストフ・ナ・ドヌでベルギーと激突する(現地21時キックオフ/日本3日3時)。

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 FIFAランキング61位の日本に対して、同3位のベルギーは明らかな格上だ。戦前から苦戦が予想される日本だが、ここで勝利すれば史上初のベスト8進出となる。そんな大一番を前に、西野朗監督は前日会見の場で「PK戦に至る前に決着をつけたい」と宣言。前後半の90分決着だけでなく、延長30分も含めた120分での勝利を見据えている。

「チーム全体で何か別の力を作り出して戦うことをしていかなければ戦えない相手なのは間違いない。紙一重である戦いでもあると思うので、我々にも勝機が、どこかにピッチに落ちていると思う」

 日本にとっては、わずかな勝機を拾えるかどうかが勝負の分かれ目となる。選手たちは一様にベルギーの強さを認めており、FW岡崎慎司も「力の差があると思う」とコメント。ベルギーにはFWロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド)をはじめ、FWエデン・アザール(チェルシー)、MFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)、FWドリース・メルテンス(ナポリ)など強力なタレントを擁する。

 さらにベルギーは今大会グループリーグ3試合で最多9得点を叩き出しており、その攻撃をいかに封じ込めるかがカギ。日本としては延長も見据えた120分で勝機を見出す戦いとなるなか、西野監督は「チームが疲弊もしていない非常に良い状態で明日を迎えるということができた」と状態の良さに自信を滲ませている。

ロシアが今大会新ルール初適用でスペイン撃破の一因に

 グループリーグ突破が懸かった28日のW杯グループリーグ第3戦ポーランド戦(0-1)で、西野監督は6人交代という大胆な策に打って出た。19日の第1戦コロンビア戦(2-1)、24日の第2戦セネガル戦(2-2)と同じ11人を先発起用したなかで、結果的に主力を休ませる形となり、個々も良いコンディションを維持したままベルギー戦を迎える。

 ロシアW杯から新ルールが採用されており、通常の3人交代枠から、延長に入った場合は4人目の交代が認められている。スペインを撃破したロシアが史上初めてそのルールを適用し、PK戦に持ち込んで勝利を収めた。日本も同様に延長戦にもつれ込んだ場合、日本初となる“4人目交代”が命運を分ける重要なカギとなり得る。西野監督はPK戦前の120分決着を宣言しているだけに、なおさらこの“4人目交代”が試合の流れを左右することになるだろう。

 当然90分内で勝利をもぎ取るのがベストだが、勝負師の西野監督は120分の戦いを想定した采配を振るうはずだ。果たして日本初の“4人目交代”は誰になるのか。そして、その男には指揮官の期待に応える活躍が期待される。

大木 勇(Football ZONE web編集部) / Isamu Oki

最終更新:7/3(火) 3:39
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