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「今さら人に聞けない基礎知識(下)」 超入門サッカー観戦法 その5

7/3(火) 0:14配信

Japan In-depth

【まとめ】

・運動量とベテランの経験値がカギ。若手招集せずは失敗。

・FIFAランキングは参考程度。強さだけが基準じゃない。

・本田圭佑が中心的存在でいられる理由。

【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て表示されず、写真説明と出典のみ記されていることがあります。その場合はJapan In-depthのサイトhttp://japan-indepth.jp/?p=40810でお読み下さい。】



野球は8-7でひいきチームの勝ちになる試合が、一番面白いそうである。これを言い出したのが米国32代大統領フランクリン・ルーズヴェルトだとの説があり、そこから「ルーズヴェルト・ゲーム」と呼ばれる。

サッカーの場合、3点以上入るような試合は決して高く評価されない。また、3点差がつけば相手を「粉砕した」とか「された」と表現する。

幾度も述べるように、サッカー好きにとって本当の面白さは守備を見ることにあるので、立て続けに点が入るのは、守備が機能していない証拠と映るのである。

メッシの5人抜きを、バルセロナのカンプ・ノウで見たわけだが、あの日あの場所にいた、というのは一生自慢できるものの、試合そのものは5-3でバルサの勝ち、という大味なものであった。

逆に、結果は引き分けでも、日本とセネガルとの試合は面白かった。アフリカの強豪を相手に、フィジカルでもけっこう互角に渡り合っていたし、2度リードを許しながら2度追いつくメンタルの強さは、過去の代表には見られなかったものである。

とりわけ左サイドの長友、乾の疲れを知らないかのような走りっぷりは見事で、現に1点目はこの2人の見事な連携がもたらした。

サッカーが野球のように毎日試合ができないのは、運動量が段違いだからである。

なにしろ平均して1試合に10キロ近く走る。サッカー選手が一般に小柄なのも(最近は少し違ってきているが)、瞬時に爆発的な体力を発揮するより、前後半あわせて90分間走り続ける持久力が求められるため、心肺の負担を考慮すると、体があまり大きくない方が有利なのだと言われるほどだ。

平均して1試合に10キロ近く走るとした場合、10人のフィールドプレイヤー全員が1キロずつ多く走ったとすれば、1人増えたのと同じことになる、などと言う人までいる。そのくらい運動量は大事なのだ。

運動量が多いということは、ボールを持って攻めている時間が長い(守備は、どちらかと言うと、相手を待ち構える時間が長い)ということでもあるわけだが、実際に、ポゼッションとかボール支配率という数値でもって試合展開が語られることも多い。

バルサがその典型で、

「ポゼッションが7割なら勝率は8割」

と称しているほどだ。前回、メッシはバルサにいたからこそ世界的なスター選手になれたのだと述べたが、それもこのポゼッションの問題と無関係ではない。

もうひとつ、今次の日本代表が1次リーグを突破できた理由のひとつとして、ベテラン選手の経験値、ということを言う人も多い。

1998年フランス大会での話だが、初めてワールドカップ本大会出場を果たした日本代表は、初戦でアルゼンチン代表とぶつかった。後日、岡田武史監督がこんなことを述べている。

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最終更新:7/6(金) 15:58
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