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信頼失った朝日新聞 安倍―麻生の印象操作の餌食に

7/4(水) 7:00配信

NEWS ポストセブン

〈朝日新聞の信頼度は日本の有力紙の中で最下位〉という衝撃的な調査が発表された。英国オックスフォード大学ロイター・ジャーナリズム研究所が毎年行なっている国際的なメディア調査レポートの最新版によると、日本の新聞で読者の信頼度が高いのは1位が日経新聞、2位地方紙、3位読売新聞で、朝日新聞は産経新聞(4位)や毎日新聞(5位)より下の6位となった。

 信頼度が下がり、国民から不信を持たれる原因は、慰安婦報道や吉田調書問題など間違った報道を誤報と認めて謝るのが遅すぎるからだろう。

 安倍晋三・首相と麻生太郎・副総理兼財務相にとって、隙だらけの朝日新聞は格好の標的だった。朝日が政権批判の記事を書けば書くほど、2人は同紙の記者を翻弄することで“捏造の朝日”というレッテル貼りと自己正当化に利用した。

 まず槍玉にあげたのが「安倍晋三記念小学校」報道だ。朝日は政府が黒塗りで公表した森友学園の設立趣意書に「安倍晋三記念小学校」の記載があり、だから役所が忖度したのだという籠池証言を報じた。しかし、その後政府が開示した趣意書の学校名には首相の名前はなかった。

 麻生氏はテレビカメラの前で得意顔で朝日の記者をつるし上げた。

「この話は極めて簡単で、(総理の名前は)書いてなかったんですよ。だろ?」
 朝日記者が小さくなって「はい」と答えると、
「朝日は『書いてある』『書いてある』って煽った口だろ、あんたのとこは」
 記者が黙り込むと、凄味を利かせてこう畳み込んだ。
「そうだったじゃねーか。素直に言えや」

 この映像が報じられるとネットには「朝日新聞は謝罪せよ」という書き込みがあふれた。安倍首相も「鬼の首」を取ったように国会で“誤報”だと攻め立てた。

「裏取りをしない記事は、記事とはいえない。そういうかたちで疑惑は広がっていく」

 朝日が検証記事で釈明すると、首相は、「哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳」とのコメントをフェイスブックに書き込んだのだ。

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