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ザッケローニ「心から日本を誇りに思う。 アジア杯での対戦が楽しみだ」

7/6(金) 19:13配信

webスポルティーバ

 今、私は故郷のチェゼナティコにいる。ここには息子と共同経営するビーチやレストランがあって、夜には友人たちと試合を観戦したりしている。しかしW杯の決勝を待たず、この週末にはUAEに飛ぶ予定だ。現在の私の代表チームがそこにあるからだ。

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 来年の1月には、アジアカップがこの私のホームで開催されるが、そこでひと回りもふた回りも大きくなった日本と相まみえることを楽しみにしている。

 ロシアW杯。何よりもまず、私がかつて彼らの監督であったことを、心から誇りに思う。今回の日本代表の多くは、かつて私とともに戦ってくれた選手たちだ。強敵たちと大舞台で堂々と渡り合う彼らの姿は、私の胸を熱くしてくれた。

 グループリーグは、コロンビアには勝利したものの、セネガルには引き分け、ポーランドには負けるという右肩下がりの結果で、フェアプレーポイントという新しいジャッジ方法に助けられての突破だった。

 ポーランド戦の最後の数分の戦い方には日本でも非難が浴びせられたと聞く。日本人のメンタリティはよく知っている。ああいうやり方は、スポーツマンとして、そして日本人として、ふさわしくないということだろう。しかし、私はあれで正しかったと思う。あのとき何よりも重要だったのは、次に駒を進めることだったのだから。

 決勝トーナメントで対戦したベルギーは、図々しいほどまでに運を味方につけていた。

 なぜなら、実質的に試合の分岐点となったヤン・フェルトンゲンのゴールは、ゴール枠を狙ったシュートなどではなく、ペナルティエリア上空に送ったヘッドでのクロスだったからだ。しかしボールは忌々しい放物線を描いてゴールに入ってしまった。フェルトンゲンのラッキーと、川島永嗣のアンラッキーがここで交差した。

 このゴールによってベルギーは勢いづき、猛攻が始まり、日本は同点に追いつかれた。しかし、2-2にされた後も日本はスピードがあり、十分に抵抗する力が残っていた。

 だから、日本はなにがなんでも延長戦に持ち込むようプレーすべきだった。しかし残念ながら、最後の数分間の戦い方は最悪だったと言わざるを得ない。ベルギーの勝ち越し点につながった最後のコーナーキック。ショートコーナーにして、時間稼ぎをすべきだったという意見も聞くが、私が監督だったとしても、本田圭佑にあのように蹴らせただろう。やはりゴールは狙うべきだ。

 ただその際、もしものときに備えて、ベルギーの選手たちに徹底的なマンマークをつけさせたはずだ。そして必要とあらば、ファウルも辞さないよう命令をしていたはずだ。審判もそれを予測してホイッスルを口にくわえて用意していたのを、実際、私は見ている。だが、日本はあまりにも正攻法で無防備だった。そして悲劇は起こってしまった……。

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