ここから本文です

ブラジルを攻略したベルギーの「戦術的な柔軟性」 知将が授けた日本戦と異なる策とは?

7/7(土) 14:20配信

Football ZONE web

リスクを冒したと明かしたマルティネス監督 「勇気ある戦術が必要だった」

 ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督は、現地時間6日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝でブラジルに2-1で勝利した試合後、記者会見でベルギーの強さを戦術的な柔軟性があることだと話した。

【動画】衝撃の閃光! ベルギー代表MFデ・ブライネの圧巻ミドルに世界驚愕「なんてゴールだ!」

 この日、ベルギーは4バックでスタートし、重量級のFWロメル・ルカクを右ウイングに起用。センターフォワードの位置には、MFケビン・デ・ブライネを「偽9番」となる形で起用した。そして、中盤には決勝トーナメント1回戦の日本戦で同点ゴールを挙げた長身MFマルアン・フェライニを起用するなど、これまでの布陣に変化を加えた。

 マルティネス監督は「ブラジルと戦うなら戦術的なアドバンテージを得なければいけない。ブラジルには心理的なバリアがある。5回もW杯を優勝しているからだ。勇気ある戦術が必要だった。ギャンブルにもなり得るものだが、選手たちがそれを信じて、リスクを背負ってくれた」と話した。ブラジルを相手にした時には、事前の分析と対応した戦術が重要だったと話している。

 そして、マルティネス監督は、それが実現できるのは選手たちのラインナップと柔軟性にあると話している。

「我々にはクオリティーのある選手が集まり、戦術的に幅を取れる。戦術的にフレキシブルで、ダイナミックに、ポゼッションしても良いプレーができるし、ボールを持たないプレーもできる。大会を勝ち上がるには重要なことだ。毎回、相手と試合は違うわけだから」

戦術を遂行した選手を称賛「誇りを持って戦ってくれた」

 日本戦までのゲームでは3バックを採用していたが、指揮官は対ブラジルに合わせた戦術を用いた。それは、ブラジルの左サイドバックのDFマルセロが攻撃参加した後に、ルカクがその位置でボールを受けてカウンターの起点になるなど、様々な駆け引きを呼んだ。そして、フェライニは中盤で強力な潰し屋として機能した。

 こうした下準備に加え、マルティネス監督は「選手たちのパフォーマンスの方が戦術的なアドバンテージより重要だったと思っている。誇りを持って戦ってくれた」と、闘志あふれる戦いぶりを称えた。1986年メキシコW杯以来32年ぶりとなるベスト4に進出した“赤い悪魔”は、フランスとの準決勝に勝利すれば初の頂点も色濃く見えてくる。

Football ZONE web編集部

最終更新:7/7(土) 14:20
Football ZONE web

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Football ZONE web

fangate株式会社

日本代表や欧州各国リーグなど、国内外のサッカー情報を毎日更新

あなたにおすすめの記事