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48人死亡した大口病院殺人看護師事件 遺族女性が激白する異常性「死者が多過ぎ、病室が霊安室替わりに…」〈週刊朝日〉

7/10(火) 19:48配信

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 横浜市の旧大口病院(現在は横浜はじめ病院)で2016年9月、入院患者らが相次いで中毒死した事件で、神奈川県警に殺人容疑で逮捕された元看護師、久保木愛弓容疑者(31)の犯行は底なし沼となっている。捜査関係者の話では、久保木容疑者は西川惣蔵さん(当時88歳)の点滴に医療機器の消毒や医療者の手指の消毒などに用いられている殺菌消毒剤の「ヂアミトール(ベンザルコニウム塩化物液)」を混入し、中毒死させた。同容疑者は、その2日後に死亡し、体内から同様の薬物が検出された八巻信雄さん(当時88)への毒物混入も認めており、「入院患者20人ぐらいにやった」と供述しているという。

【現在は名前を変えた大口病院はこちら】

「1週間前ぐらいに、噂話は入ってきました。そろそろ逮捕されると……」

 こう話し始めたのは、父親(90代)が16年8月末に旧大口病院の4階病棟で死亡したA(50代女性)さん。同院では同年7月1日から2カ月半の間に、48人もが死亡し、Aさんの父親もその一人だ。

 父の死後、1年半以上過ぎてもまだ納骨ができないまま、テレビの報道で久保木容疑者の逮捕の一報を聞いたAさん。

「もやもやした気持ちは晴れない」と心情を吐露する。

 進行性の病気を患っていた父親を旧大口病院に入院させると決めたのは、Aさんだった。Aさん自身、長年の父親の看病で体調を崩していたこともあって、親をみることに限界を感じた。日に日に体力が落ちていく父親の姿を見て、担当していたケアマネジャーと相談し、療養病棟に入院してもらうことにしたのだ。

 療養病棟とは、慢性疾患で長期的なケアが必要な患者や、回復の見込みが低い患者を専門的に診る病棟のこと。旧大口病院は4階が43床の療養病棟だった(現在も変わらず)。点滴や酸素吸入、経管栄養などを受けている医療依存度の高い人は特養などの高齢者施設には入りにくいため、そういう人たちの受け皿になっているのが、療養病棟だ。

「横浜は、重い病気を持っていて、具合の悪い高齢者を受け入れる療養病床の空きが本当にない。いくつか病院をあたったもののすべて断られ、ようやく見つかったのが大口病院でした」

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最終更新:7/11(水) 12:52
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