ここから本文です

クロアチアの同点ボレー弾は「ファウル」と英紙主張 因縁深き主審の“誤審”と批判

7/12(木) 10:15配信

Football ZONE web

後半23分にペリシッチが決めたジャンピングボレー弾に物言い

 イングランド代表は現地時間11日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)準決勝で、クロアチアに延長の末に1-2と逆転負け。1966年大会以来となる、52年ぶりの優勝の夢は潰えた。この試合で前半5分に先制したイングランド代表だったが、後半23分にクロアチア代表FWイバン・ペリシッチのジャンピングボレーで同点に追いつかれ形勢逆転。英メディアは、このペリシッチの同点ゴールを「ファウルだ!」と主張。トルコ人主審のジュネイト・チャキル氏の誤審と批判している。

【一覧】米メディアが格付け! ロシアW杯出場32カ国の「背番号10」ランキング

「レフェリーのジュネイト・チャキルは、ワールドカップ準決勝でイバン・ペリシッチに対して足を高く上げながらも罰せずに批判を受ける」と報じたのは、英紙「インディペンデント」だった。

 問題のシーンは後半23分、右サイドのDFシメ・ヴルサリコがアーリークロスをゴール前に送る。DFカイル・ウォーカーがヘディングでクリアしようとするなか、後方から競り合ったのはペリシッチだった。ジャンプしながら高く上げた左足のアウトサイドで完璧に合わせる、圧巻のゴラッソを披露した。

 同紙の記事では「イバン・ペリシッチのゴールに論争が沸き起こった」と指摘。DFの頭よりもペリシッチの足の方が高く上がっていたため、攻撃側のファウルが妥当と分析した。

 一方、クロアチア代表DFデヤン・ロブレンは、「(イエロー逃れの)ハットトリックに成功した」と、この試合で3度イエローカードに相応しいシーンがあったとも指摘。一度も警告を受けずに、「(主審は)あまりにリラックスしていた」と判定を批判している。

チャキル主審とイングランドの因縁も紹介

 このトルコ人主審は、“イングランドキラー”という因縁もあったようだ。2012-13シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ16強レアル・マドリードとの第2戦で、マンチェスター・ユナイテッドFWナニが一発退場を言い渡された。このプレーも足を高く上げた接触プレーで、当時のアレックス・ファーガソン監督は激怒したが、チームは2戦合計2-3で敗れた。

 また、2012年のW杯欧州予選では、当時のイングランド代表MFスティーブン・ジェラードが、代表戦で唯一の退場処分を言い渡されたのもチャキル主審だったという。記事では二度の警告は「あまりに酷」と指摘。ジェラード自身も「悪質なタックルだと思わない」と語っていたという。

「彼(チャキル主審)のパフォーマンスに憤慨することは疑いの余地もないが、後半に勝利を逃したイングランド代表は自分たちを責めるしかない」

 同紙は主審の判定に怒りを示す一方、逆転を許したイングランド代表の後半の戦いぶりにこそ敗因があると総括していた。

Football ZONE web編集部

最終更新:7/12(木) 17:09
Football ZONE web

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Football ZONE web

fangate株式会社

日本代表や欧州各国リーグなど、国内外のサッカー情報を毎日更新