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サンウルブズ、今季最終戦を前に――。流大「僕らは絶対に勝てるようになる」

7/12(木) 10:31配信

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これまで3勝12敗――。スーパーラグビー挑戦3年目ながら、シビアな数字を突きつけられているサンウルブズ。今季も残すは7月13日のレッズ戦のみとなった。チームのオフィシャルカメラマンを務める近藤篤氏に、ヴィリー・ブリッツとともに共同キャプテンを務める流大(ながれ・ゆたか)が、今季の回想とサンウルブズの可能性について語った。

 流(以下略)「今シーズンを振り返ると、本当にあっという間でしたね。いや、でも、長かったなあっていう感覚もあります(笑)。とにかく、レッズ戦の1勝(5月12日、秩父宮にて。それまでチームは9連敗)までがひたすら長かったです」

 ――初めてのプロ生活? 

 「そうです。サントリーでは社員契約で、僕は営業部に所属しています。

 まず午前中は出社して内勤、午後は量販店のお得意さんを回って、営業トークをしたり、会社の商品をより目立つところに置いてもらったりしています(笑)。

 それがサンウルブズの活動が始まってからは、朝から晩までひたすらラグビーに集中できました」

 ――同時に、サンウルブズのキャプテンも任されました。

 「そこに関しては、キャプテンであるなしにかかわらず、勝てない時間の中でいろいろな葛藤もありましたね。

 1月の終わりに別府で合宿をスタートして、その合宿で自衛隊の訓練にまで参加して、そこでボコスカにされて(笑)。何部練なのかもわからないくらい練習もした。

 明らかに積み上げて来られている、着実にチームは成長しているなって感じられる、でもなぜか勝てない、そこがかなりきつかったです」

「これからまだまだ良くなるっていう確信も」

 ――でも、外から見ていると、チームの雰囲気は悪くなかった。

 「そこはベテランの選手たちに助けられました。開幕から3戦目、南アフリカ遠征の頃は、メンバーに選ばれている選手とノンメンバーの温度差がありましたから。

 みんなチームのために何をすべきか、なぜ自分が選ばれなかったのかをもっとしっかりヘッドコーチ(HC)に説明してもらうとか、そういうことを堀江(翔太)さんを中心にコーチ陣と話し合ってもらえたことは本当に大きかったと思います」

 ――どのあたりの試合が一番きつかったですか? 

 「やっぱりワラターズ戦(4月7日)、ブルーズ戦(4月14日)とホームで負け続けたあたりですね。

 ブランビーズとの開幕戦(2月24日)もいい準備はできていたので勝てると思って臨んだんですが、結果的には7点差(25-32)でした。僕の致命的なパスミスもあって負けてしまいましたけど、チームとしては十分戦えていたし、これからまだまだ良くなるっていう確信もありました。

 実際その後の南アフリカ遠征では昨季準優勝チームのライオンズ相手に2点差のゲームを演じて(3月18日。38-40)、内容的にもさらに上がってきていた。チーフスには負けましたが、なんとか自信もついてきて、さあいよいよホームの秩父宮で絶対に勝たなきゃいけない、って迎えたのが、ワラターズとブルーズとの2試合だったわけです」

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最終更新:7/12(木) 10:31
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