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子育てにはマレーシアと日本どっちが良い? 帰国して見えてきた両国の良いところ悪いところ

7/16(月) 20:14配信

ライフハッカー[日本版]

約2カ月前、私は家族と共に日本に引っ越してきました。20歳で日本を出て以来、腰を据えて日本に住むのは17年ぶり。親という立場になって客観的に日本を見ると、それはもう驚くことばかりです。「もう日本には慣れた?」と聞かれますが、「慣れたよ」と言える日が来るのかどうか、もしかしたら慣れる前に再び日本を飛び出してしまうんじゃ、という気すらしています。

【画像】子育てにはマレーシアと日本どっちが良い? 帰国して見えてきた両国の良いところ悪いところ

では、連載最終回の今回は、日本に帰ってきて気づいたことや驚いたこと、焦っていることやマレーシアに戻りたいか、ほかの国に行きたいか、ということを書いていきたいと思います。多少愚痴が入ってしまうかと思いますが、可能な限り正直に伝えていきますのでお付き合いください。

帰国して驚いた、日本の良いところとマレーシアの悪いところ

1:治安の良さと子どもの自立心の高さ

20歳まで日本に住んでいたくせに、改めて、子どもがひとりで道路を歩ける日本はなんて治安が良いのだ、と驚きました。

治安が良いから子どもたちだけで公園に遊びにきて、問題が起これば自分たちでどうにか解決し、時間がくれば自分で判断して帰って行く。マレーシアの同じ年齢の子どもと比較しても、日本の子どもは随分しっかりしているな、と思いました。

マレーシアの場合、臓器売買を目的とした子どもの誘拐が起こるので、子どもから片時も目を離せません。もしかしたらマレーシアの子どもたちも同じように自立心が高いにも関わらず、それを発揮する場がないだけかもしれませんが、やはり目の前に大人がいるとある程度頼る、もしくは大人がすすんで問題に介入してしまうパターンをよく見かけました。ただ、常に大人が側にいる環境なので、マレーシアの子どもは大人に対して物怖じせず意見を言える印象が強いです。

日本の治安と子どものひとり歩きの利点に、知的好奇心を満たしやすいというのが挙げられると思います。たとえば、通学路で気になる草花や昆虫を見つけても、子どもが満足するまで観察することができます。一方、大人が送り迎えをする国では、ある程度大人の都合に付き合わされることになり、子どもが自分で自分の好奇心を満たす機会は減ってしまうと感じました。

2:太陽の光を目一杯浴びて健康的な生活が送れる

日本は朝日を浴びる量が多い! さすが「日出ずる国」だな、というところ。私たちが日本に一時帰国するのは冬ばかりだったので気づきませんでしたが、春に戻ってきて知りました。この国は何と言っても日の出が早いです。

日本は縦に細長いので地域によって日の出に少々差はあるものの、私が住んでいる神奈川県の今日の日の出は4時26分。これまで住んだ国と随分違います。アメリカのロサンゼルスは5時42分、カナダのバンクーバーは5時9分(冬は雲に覆われて太陽がまったくと言っていいほど見えませんが)、オーストラリアのシドニーは6時54分、マレーシアのクアラルンプールは7時3分です。

起床時間を7時として、マレーシアの場合は日が出るか出ないか、日本だと起床時間までにたっぷり2時間半日光浴。体に蓄積されたエネルギー量が断然違うのが体感できます。あくまで私の個人的な感想ですが、太陽を浴びる量、朝日のエネルギーは日本人の長寿の秘訣にもつながっているのでは、と思うほど。

また、太陽に関して言えば、日本だと夏を除いて日中も外で遊ぶことができますが、マレーシアでは午前11時を過ぎると日差しが強くなり、外遊びはオススメできません。そのため屋外活動は朝6時~11時、午後4時半~7時半といった時間が一般的。夕方は蚊の活動が活発になるので、デング熱やジカ熱のリスクを承知で遊びに行くことになります。午前保育で午後を持て余した子どもたちはショッピングモールの屋内遊戯場や習い事に行くパターンが多いようです。

規則正しい生活をさせようと思っても、日中に十分エネルギーを消費できない子どもたちは、体力を持て余してなかなか寝付けません。生活パターンを整える方法はマレーシアのママたちの間でよく聞かれる悩みでした。

次に、悪い方の驚きを紹介します。

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