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池上彰、カトパンの“アナウンサーランキング”をいじる「トランプ大統領みたい」<会見全文>

7/17(火) 6:00配信

ザテレビジョン

日本テレビ系で、8月9日(木)夜7:00-8:54に「池上彰が教えたい!『実は…のハナシ。』第2弾」(仮)が放送されることが分かった。MCの池上彰と加藤綾子からコメントが届いた。

【写真を見る】ロシアの海軍兵学校で銃を手にする池上彰

本番組は2017年6月に放送された「池上彰が教えたい!―」の第2弾。世界のリーダー、アメリカのドナルド・トランプ大統領、中国の習近平国家主席、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領にスポットを当て、徹底分析する。

また、収録には日本、アメリカ、ロシア、中国の中高生が参加。池上ら出演者と意見を交換する。

さらに、池上は3国の特徴的な学校を紹介する企画の中で、ロシア・ウラジオストク海軍兵学校を訪問。プーチン大統領肝入りの学校の教育内容を取材し、そのVTRを公開する。

ゲストとして、鈴木梨央、つるの剛士、堀田茜、山里亮太もスタジオに登場した。

収録後、1年ぶり2度目のタッグを組んだMCの池上彰と加藤綾子が取材に応じた。2人の息ぴったりな一問一答をたっぷり全文紹介!

■ 1年ぶりのカトパンとの再会に、池上彰は…

――1年ぶりの共演となりました。第2弾が決まったお気持ちを教えてください。

池上:前にやって、「またご一緒できればいいな」とスタッフといろいろ話はしていたんですけど、企画がなかなか絞れなかったり、例えば「ロシアに行こう」となると取材のOKが出るかどうかとか、実は数々の障害がありまして、今回、それを乗り越えて、実現しました。

加藤:その障害のことは全く知らず(笑)だったんですけれども、私も、「ぜひまたもう一度」という気持ちではいましたし、実は、平昌五輪の時に、偶然また別の取材でお食事処でお会いしたんです!

池上:バッタリお会いしたんですよね。

加藤:そうなんですよ。ですので、何か勝手にご縁を感じて(笑)、第2弾があって良かったです。

――池上さん、この1年の加藤さんのご活躍は見られていましたか?

池上:はい。もう今日は最初から収録前に「女優とご一緒できるだなんて」と、いじってました(笑)。

加藤:一言目から、いじられました(笑)。

池上:本番中にも、「好きなアナウンサーランキング」でも「嫌いなアナウンサーランキング」でも上位になっていると、だいぶいじりました。

加藤:トランプさんみたいって…。

池上:そう、トランプさんと一緒だねって。

加藤:まさか一言目に女優業のことをいじられるところから始まるなんて。

でも、1年ぶりだったんですけど、そういうくだけたお話から入れたことで、ブランクというか時間の長さというものを感じず、アットホームな雰囲気でできて、すごく勉強になりました。

■ 池上彰「収録にいた各国の中高生の存在が大きい」

――互いの変化は感じられましたか?

池上:それは、もう、一段と成長されて(笑)。

加藤:今のも、いじりです!(笑) 学生さんたちがいたからというのもあったと思うんですけど、アットホームな感じっていうのは、第1弾の時よりも、すごく私は感じました。

池上:やっぱり、そこに子供たちがいるっていうのは大きく違いますよね。その子供たちが大人顔負けというか、大人以上にしっかりしたことを言うので、「いやいや、これは……大人も頑張らなきゃいけないな」となりますよね。

加藤:本当にそうですよね。

――池上さん、ロシアの学校取材の感想をお聞かせください。

池上:私の海外ロケに行くスケジュールがなかなか合わない、向こうは向こうで(スケジュールが)合わない、とりわけ国防省、軍が関係してくると、これは(各所の調整が)大変なんです。

でも、日本テレビというのは、過去にもいろんな取材で、実績がありますから。結局は、日本テレビのさまざまな実績というのが花開いたのかな、という気がします。

本当にスタッフは大変でしたよ。ロケ前日まで「大丈夫です、大丈夫です」と、私には言うんだけど、ロケが終わった途端に、スタッフが「はあぁぁぁぁ~」と気が抜けちゃって、大変だったのだと思います。

■ 池上彰、トランプ人気に驚き!

――今回、スタジオに各国代表の若い世代が集まりました。彼らと話してみていかがでしたか?

加藤:リアルな声が聞けました。私は、中国の方たちって、反日感情がものすごくあるっていうイメージがすごく強かったのですが、今日来ていた子たちも反論していましたけど、「そういう人もいるけど、(日本を)好きな人たちもいるから」と、そこ(誤解)に対して怒っているのがうれしかったです。

実際にその国の人たちに会ってお話を聞くと、互いの国に対する印象とか温度感っていうのは、報道で伝わってくるものだけでは伝わり切らないところがあると実感しました。

池上さんが収録の最後におっしゃっていましたけど、「相手の国はどこが良くて、自分たちの国と比べてどこがどう違うんだ」という新たな視点が生まれる事のは、すごくいいなって思いました。それに、あの子たちの発言が本当にすごいしっかりしているので(笑)、ビックリしましたね。

池上:(食べ物をテーマにした時に)「命をいただく」という言葉が出た。いやあ、ビックリしました。

加藤:そうやって答える子が、各国いましたね。

池上:私の場合は、トランプ大統領について、アメリカの若者たちはやっぱり賛否両論で、「そうだろうな」と思っていたら、日本やロシアの若者たちが意外にみんなトランプ大統領のことを評価していて、これが結構意外でした。「発信力がある」という言い方をしていましたよね。

加藤:そうですね。でも、実際は発信力があってもその中身(政策)っていうところでいうと、アメリカで実際生活している人が影響を受けるから、賛否分かれていくのかも知れないですね。

■ 加藤綾子「リーダーの発言の裏を考えるきっかけに、この番組がなれば」

――今回の企画で、池上さん自身が知りたいと思ったテーマはありますか?

池上:それぞれの国の教育制度ってそれぞれ異なりますし、みんながみんなああいった(海軍兵学校のような)教育をやっているわけじゃないですよね。

だけど、それぞれの国の“今”を見るときに、「こういう学校があるんだよ」ということを知る。それで、“今のその国のある断面”が見えてくるということだと思うんですよね。

――番組を見る子供たちにはどう受け取ってほしいですか?

加藤:今回は、リーダーを通してそれぞれの国を見ていくとか、この人がどういう発言をしたとかを学びます。

“発信力”というワードも飛び出しましたけど、いろんなメディアを通して、トップの人たちが言葉に直接触れる機会が多い世代だと思うので、番組を通して、この情報過多な時代に自分たちで判断する、吸収する、選択する、という一つのきっかけになってくれたらうれしいなと思いました。

また、世界のリーダーが、どう育ってきて、この人が今やっていることは、どういう過去があって、どういう思いでやっているのかを知ってから、今後の発言を聞くと、「もしかして裏にはこういうことがあるのかな?」という見方もできるのかなと思います。そういうきっかけになったらうれしいです。

池上:やはり、今回紹介するいろんなリーダーは、非常にキャラが濃く、みんながその在り方すべてを手放しで評価できるわけではないんですよね。

だけど、なぜ国民から支持されるのか、とか、一国を率いるリーダーってどういう力が必要なのかということを、見る人それぞれが考えてほしいと思います。

さらにいえば、日本のリーダーはどうあるべきなのかということを考える最初のきっかけにしてほしいです。

■ 池上彰からメッセージ「日本の若者はもっと世界に目を」

――視聴者の方へメッセージをお願いします。

池上:いろんな国のリーダーや指導者、大国の思惑みたいなことは、いろんな番組が取り上げていますよね。でも、「そこの国の子供たちが一体どう見ているのか」というのは、非常に新しい切り口なんじゃないかと思います。

今回スタジオに集まってくれた子供たちは、日本に住んでいます。つまり、自分の生まれた国ではないところで異文化に触れることによっていろんな物の見方が、成長したというわけです。その国に生まれて、ずっとその国にいるだけでは見えてこない“力”っていうものが付いてくる。

そういう観点で見てほしいし、とかく今、「内向きだ」といわれる日本の若者たちも、もう少し世界に目を向けてほしいなと思います。

加藤:池上さんが先程、「今のその国の断片を知る」とおっしゃっていましたが、それは、未来を想像する、予想することにつながってくると思います。

若者の意見も番組にたくさん入っているので、親子そろって見ていただけたらうれしいです。

池上:家族で見てほしいですね!

――ちなみに、今年は平成最後の夏といわれていますが、「伝える側」のお二人にとって、どんな位置付けになりますか?

池上:いや、何にもありません。

加藤:私は、昭和生まれなので、平成の人たちのあなたたちもこっちの仲間に来たぞ、と。「(これまで昭和世代が言われていたように)あ、平成なんですね」みたいな時代が来るのかという気がしますけど、特別何か「今年が最後だから」というのはあまりないですかね。

池上:そうですよね。次の元号になるとね、「ああ、加藤さんも池上さんも同じ昭和なんですね」って(言われるくらいのことです)。僕ら同じ世代ですよ。

加藤;そうでした(笑)。私たち、昭和コンビですね!

池上:そうなるんですよ。昭和のコンビでございます!(ペコリと頭を下げる)

加藤:(笑)。

(ザテレビジョン)

最終更新:7/17(火) 6:00
ザテレビジョン

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