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やらなければいけないことの「先延ばし」を克服するための方法

7/20(金) 22:10配信

ライフハッカー[日本版]

『DO IT NOW いいから、今すぐやりなさい』(エドウィン・ブリス著、弓場 隆訳、ダイヤモンド社)の著者は、アメリカの元経営コンサルタント。それ以前にも新聞記者、編集者、上院議員秘書、ロビイストを経験してきた人物であり、「先延ばし癖」と「時間管理」に関するセミナーを全米各地で開催してきたのだそうです。

【画像】やらなければいけないことの「先延ばし」を克服するための方法

本書は、私がセミナーやカウンセリングでさまざまな質問に答えてきた経験をもとに、「先延ばし」について対話形式で進めていく。鋭い質問の連続だったが、手際よく答えられたと自負している。(「はじめに」より)

読者が日ごろ抱いている疑問を想定して書かれたというだけあって、先延ばしの克服に役立つアドバイスが多数収録されている点が最大の特徴です。そんな本書のなかから、きょうは第3章「すぐやる人は『失敗』を恐れない」に焦点を当ててみましょう。

前向きに失敗する

── 先延ばしの原因になる感情はありますか?

この問いに対して、さまざまな「恐怖」が先延ばしの原因になると著者は述べています。たとえば「失敗の恐怖」「嘲笑の恐怖」「苦痛の恐怖」「リスクをとることの恐怖」「恥をかくことの恐怖」「未知なるものに対する恐怖」「完璧にできないことの恐怖」など、さまざまな恐怖が先延ばしを邪魔するということです。

── そのなかで、最もよくありがちなのはどれですか?

それは、「失敗の恐怖」。すなわち、「うまくいかないのではないか」と恐れたり、しくじったことを認めるのを恐れる心理。多くの人が、この心理に陥って身動きがとれなくなってしまうというのです。

── とはいえ、危険を冒すことを恐れるのは、人間として当然ではないでしょうか?

たしかにそうですが、命にかかわるような危険は滅多にあるものではないのも事実。ただ、そんなふうに思ってしまうだけだということです。

また、失敗したからといって、「不名誉だ」とか「もうチャンスがない」というわけでもないはず。いってみれば失敗は、たいてい一時的な挫折にすぎないということ。そう考えれば、やる気を失うことなく楽観的な姿勢で情熱を維持できるわけです。それだけでなく、失敗が恩恵をもたらすこともあるだけに、前向きにとらえることすらできるといいます。

── 失敗を前向きにとらえるというのは、少しオーバーでは? 人はみな成功を目指して努力し、敗北ではなく勝利を祝い、敗者ではなく勝者をたたえるもの。成功しなければ、意味がないとも言えます。

たしかに成功しなければ意味はありませんが、ただし必要なのは、成功という言葉を正しく定義すること。成功とは1度も失敗しないことではなく、失敗を乗り越えて目標を達成することだという考え方です。

失敗は長期的な成功に不可欠です。その気になれば、どんな失敗からも教訓を学べます。プロゴルファーのトム・ワトソンの言葉を借りれば、「敗北を通じて勝ち方を学ぶ」ということです。失敗するたびに自分のミスを検証し、次はどうすればいいかを分析する機会を得ることができます。(58ページより)

失敗を有意義な経験とみなせば、進んでリスクをとることができるようになるはず。そして、恐怖のために身動きがとれないようなことはなくなるというわけです。(56ページより)

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